目次
1. はじめに
子持ちまったりポケ勢のぺんどーらと申します。ポケモンSVの S16で最終3桁を達成したので、備忘録として、構築記事を書きます。
目標のレート2000、最終300位以内を達成できなかったのですが、3桁を達成したら区切りとして構築記事を書くと決めているので、誰かの役に立てば幸いです。
◾️最終結果
サブROM 993位 95勝67敗 レート1944
メインROMは朝2時から、ここから爆溶け
構築としては、 S14で結果を残して、世に知れ渡ったイエカシラニューラの並びをそれぞれ型を変えて、型の誤認を狙いながら、個々のストロングポイントを活かす構築です。
2.構築経緯
S16もバトンパで機械的に1800まではすんなり上げられたものの、その後に試した構築が全て弱く、全くレートが上がらないまま、24日になってしまった。
そんななかいつも参考にしているシグマさんの動画を見返したところ、要塞型のテツノカシラが非常に面白いと感じた。
https://youtu.be/ZBhAe44-YxA?si=IPn1ql--jBiikmhz
(シグマさんに許可いただきました。本当にありがとうございます)
さらにシグマさんの動画を見返しつづけると、配信で使っていたスカーフイエッサンが爽快で、強みが分かりやすいと感じた。
https://www.youtube.com/live/ZhuhGML05o0?si=TBsCpyKXTsSMUfF8
(同じくシグマさん許可済み)
ん、それならば、
「シグマさんの紹介していたポケモンを合体させて、最強の構築を作りたいんですよー」
「合体!」
というノリでできたのが、今回の構築である。
(トムブラウンさんには許可いただいていないので、問題があれば削除します)
イエッサンとテツノカシラを並べて、イエカシラの並びを作りながら、イエカシラのよくある型からずらすことで、相手のプランを崩すことが構築の狙いである。
イエカシラと一緒に組まれるサイコシードオオニューラもシンプルに強いと感じたので、採用。
テツノカシラの積む起点役として、電磁波を撒くブーエナHBハバタクカミを採用。
初手要因としては、シグマさんの配信で使っていて強そうだったチョッキコノヨザルを採用。
ここまでで、サーフゴーを呼んでしまうので、サーフゴーに強いポケモンとしてイーユイを採用。襷の悪巧み採用で、受け対策も兼ねる型とした。
3.個体紹介
3.1 イエッサン 拘りスカーフ
・解説
エスパーの一貫がある構築には、ワイドフォース打ってるだけで、相手を半壊させられるポケモン。ただ、拘っているため、悪タイプがいる構築には、選出を躊躇ってしまった。
準速スカーフウーラオスを抜くための最速採用。控えめにすれば、いろんな相手の乱数も変わるため、一考の余地あり。
H振りオーガポンやH振りガチグマもテラスをすれば、いい乱数で飛ばせるため、本当に爽快。トリックや癒しの願いで器用な動きもできるため、可能性は無限に感じた。
3.2 オオニューラ ミストシード
・解説
ミストシード下のエース。 Sは軽技発動時に最速ブーストツツミ抜き。Aをできるだけ高くして、残りをいい感じに耐久に振った。(もっとBに寄せたほうが良いかも)
アクロバットの飛行テラス型も選択肢にはあったが、もう一体のエースのテツノカシラがサーフゴーによわいので、サーフゴーに強い打点を持つゴーストテラスとした。
オオニューラも少しずらした型にしようと思ったが、普通にこの型が文句の付け所がないほど強かった。
全ポケモンの上から殴れるために、テラスタルを切る必要がなく、イエッサンにテラスタルを切る選択肢を取れるのも強み。
またイエッサンでカイリュー等に鋼テラスを切らせてから、オオニューラのインファイトを通す動きもよく決まった。
絶対負けの試合でも、フェイタルクローの運だけで拾える試合もあり、出した試合では文句の付け所がなかった。
ただし、イエッサンと絶対セットの選出となるために、イエッサンのきつい構築には出せず、選出率がそこまで高くできなかった。
3.3 テツノカシラ 食べ残し
・解説
調整は完全にシグマさんの動画とほぼ同じ。
要塞系の積みエース。理論上は全ポケモンに抗えれるので、イエッサンが出せない試合は、全試合選出。
テラスタルは水流連打に耐性があり、弱点の少ない水。フェアリーも選択肢にあったが、サーフゴーがきつくなるので、やめた。
ハバタクカミの電磁波と組み合わせることで、上から積むことができ、広い範囲を起点にして裏ごと貫くことができる。
またアンコール持ちのいないママンボウ構築には、このポケモン一体だけで、全員破壊することができる。
弱みは鋼タイプや鋼テラスに遂行速度が遅いこと。特に鋼テラスチョッキランドロスには、ひたすら地割れを打たれて最終日泣きながら全敗していた。
また速いスケショのアンコールカイリューにも勝てない。
また回復手段が残飯のみのため、イダイトウやイーユイなどの火力の高すぎるポケモン相手では、麻痺願望のプレイングを通さなければ、勝てない試合も多く、苦しかった。
3.4 ハバタクカミ ブーストエナジー
・解説
テツノカシラの起点作り。
基本は2手目に出して、電磁波と挑発を絡めてテツノカシラのサポートをする。
調整はほぼHBブッパで、同速意識で Sを中途半端に上げていた。最速スカーフウーラオスに抜かれているので、あと Sを2上げてもいいかも。
テラスタルは、ミラーで電磁波をくらわずに、一方的に起点を作るための電気。飛行・鋼半減も偉く、絶対負け確な試合も何試合か拾えた。
起点作り役としては、文句の付け所がないが、電磁波外した瞬間ほぼ負けが確定するので、祈り続けていた。
3.5 コノヨザル 突撃チョッキ
・解説
初手要因1。イーユイの出せないウーラオス入りは、ほぼ全試合初手に出していた。
調整は、シグマさんの配信そのまま。ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースやイーユイの眼鏡オーバーヒートを平気な顔で耐えたり、特殊耐久は化け物だった。
がむしゃらや真空波等、入れたい技もまだまだあるが、4つの技全部が強すぎて外せなかった。
正直この構築で、1番強かったポケモン。初手に出して、テラス切らずにブリジュラス+エナジーハバタクカミを2タテする試合も結構あった。
1番強い点は、命懸けによる腐りづらさ。展開構築の初手要因としては、交代か弱い行動になるので、広い相手にも最低限の仕事をできることが大事である。コノヨザルは速い Sからの命懸けによって苦手な相手も持っていけるのが、本当に偉い。特に後出しされるアシレーヌは、ひたすら命をかけていた。
弱みをあげるとしたら、パオジアンと水ウーラオスとの対面。
特にパオジアンには、つらら怯みで無償突破されたり、ゴーストテラスで無償突破されたりと、安定した解を持てなかった。(普通にサイコファング2発でも対面負ける)
水ウーラオスに対しても、鉢巻テラス水流連打で飛ばされたり、剣舞で起点にされたりと、難しい対面だった。
ただ本当に使いやすかったので、次の展開構築でも必ず候補には入れたい。
3.6 イーユイ 気合いの襷
・解説
初手ポケモン2 兼受け対策。
拘り前提に立ち回られることを逆手に取った打ち分けれる型。
ハピナスやラッキーへの火力が欲しかったので、C特化の控えめ採用。
初手のカイリューやランドロスをびっくり破壊するための氷テラス。構築にめちゃくちゃ呼びやすいトドロクツキも破壊できて使用感は良かった。
受けループに対しては、悪巧み、オーバーヒート、オーバーヒートで特殊受けを一周目で削り、ハバタクカミの挑発やイエッサンのトリックとうまく組み合わせて2周目で、もう1回同じ動きをして、破壊していた。完全に安定するわけではないが、一応最終日は3戦3勝だった。
ウーラオス入りには、絶対出さないと決めていたので、選出率は控えめ。
4. 基本選出
◾️基本形 6割くらい
初手要因+ハバタクカミ+テツノカシラ
初手は大抵コノヨザル
◾️悪タイプがいないor悪タイプがパオジアンだけ
初手要因+イエッサン+オオニューラ
◾️受けループ
イーユイ+ハバタクカミ+イエッサン
◾️ママンボウ
テツノカシラ+イエッサン+オオニューラ
◾️晴れパ
イーユイ+ハバタクカミ+テツノカシラ
5. 苦手なポケモン
・イーユイ
イエッサンを出しづらく、テツノカシラも打点がないので、どちらの軸も本当にきつい。最終日8割くらいの相手にいて、泣いていた。初手に出てきてれると、コノヨザルで処理できるので、なんとかなる。
・トドロクツキ
コノヨザルも対面勝てない寄りなので、きつい。なんとかハバタクカミで電磁波を入れて無理矢理誤魔化していたが、、
・チョッキ地割れランドロス
どっちの軸でもきつめ。一応コノヨザルで牽制しているつもりだが、基本後発に出されるので、厳しかった。
・初手襷パオジアン
このポケモンがきついのが、この構築の1番弱い点。コノヨザルをHBオボンとかにすれば対面勝てるが、ハバタクカミやカイリューに安定しなくなるので厳しい。イーユイの枠を変えるしかないかも。
・地割れ持ちヘイラッシャ
地割れがないあくび型なら、まだなんかなるが、地割れの試行回数が結構あるので、厳しい。
6. 最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
全然勝てない中でも、最終日になんとか3桁滑り込めたのは、ほっとしているというのが正直な感想です。
スカーフイエッサン、チョッキコノヨザル、要塞系テツノカシラ等、単体で強いポケモンはいたのですが、強い構築にはできませんでした。
来月はレートが若干デフレする気がするので、なんとか300位以内達成できるように、強い構築を考えたいと思います。