ペンドラー・バトン 数奇なるポケ日誌

ポケモンの対戦まとめです。

【SV S 1 最終2317位】壁バトンor壁セグレイブ 交換ボタン禁止!

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※4体色証です!

 

1.はじめに

 ポケモンSVの初めのシーズンの結果は以下でした。

・メインROM   最終2777位  192勝153敗

・サブROM       最終 2317位      103勝66敗

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 最終3桁を最低目標としていたのですが、擦りもせず悔しい結果となってしまいましたが、死力を尽くしたので、備忘録として残しておきます。

テーマは、

ラスタル択でじゃんけんをしないために、

・テラスタルポケモンと試合の展開を固定

・上から身代わりを貼って、相手のテラスタルの動きをみる

実際は以下の3パターンの展開に固定しています。

①壁ドラパ→クエスバトン→ニンフィア

②壁ドラパ→セグレイブ龍舞→ドドケザン

③ロンゲで荒らす→壁ドラパ→セグレイブ龍舞

 

 積み構築は天然ポケモンに弱いという弱点がありますが、水テラスニンフィアは環境の天然3ポケモン全員に勝てるためカモにしていました。

 実際にこの構築にしてからは勝率7割くらいありました。

 

2 構築の組み方

 ポケモンSV初めのシーズンということで、対面構築、サイクル構築、積み構築などいろいろ試していましたが、本当に25日くらいまでは勝てませんでした。勝てない原因は「相手のテラスタルのケア難しすぎる」ことです。

 そこで、サイクル構築、対面構築は諦め、一方的にやりたいことを再現性高くできる積み構築を選択しました。

 

■第1の軸 加速バトン 水ニンフィア

 第1の軸はクエスパトラの加速によるバトンです。壁張った後、クエスパトラで瞑想を積んでいき、頃合いがよくなったところでバトンします。バトン先としては、クエスパトラが受ける悪技、霊技、虫技を受けられて、ドラパルトのドラゴンアローを無効化できるニンフィアを選択しました。ニンフィアの良い点は、フェアリータイプであることと、天然を倒せるアシストパワーを使える点、テラバーストをテラスタル前後で使い分けが強い点を評価して採用しています。

 初めは天然でかつ上から鬼火ができるラウドボーンで使っていましたが、技の一貫がキツくて、ニンフィアに変えました。

 

■第2の軸  龍舞 命の珠 電気セグレイブ

 加速バトンをする上で、特にキツいパターンが、カバルドン等の強制交代技、ミミッキュ等の呪い、悪巧みサーフゴーの2点です。数も結構増えていたので、その辺りに強く出れる命の珠セグレイブを採用しました。電気テラスタルにすることで、一回龍舞すれば、3タテを量産することができます。

 ただし、珠ダメージや先制技のダメージ等で倒しきれなかった時のスイーパーとして、襷ドドゲザンを採用しました。メタルバーストを採用している個体が環境に少なかったので、警戒される場面は少なかったです。

 

■壁貼り役 ドラパルト

 ある程度相手に壁役だと、断定されづらく、かつ全ポケモンの上から壁を貼れるドラパルトを採用しました。オーロンゲが構築にいるために、ドラパルトはアタッカーだろうと少しでも思わせるのも狙っています。

 相手が初手に無理矢理テラスタルを切ってドラパルトを警戒することも多々あり、そういう試合は簡単に試合を運べました。

 

■ピンポイント採用 鉢巻オーロンゲ

 上記の5体を並べたときに、ドドケザンがキツすぎて毎試合荒らされることに悩まされていました。そのため、ドドケザンを誘って逆に返り討ちする枠として、鉢巻オーロンゲを採用しました。トリックでの受け崩しとしても役割を担っています。最終日で数戦出しましたが、イマイチいかなかったです。

 

3 個体解説

3.1 ドラパルト

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・調整意図

 最速で他は耐久振り。呪い2回で退場できるようにHPは偶数。

・解説

 スカーフポケモン以外の上から壁を貼って、呪いですぐ退場する役割。メインウェポンはドラゴンアローを採用。シャドーボール派の方が多いために、警戒されずにドラゴンポケモンがホイホイ出てくることもあり、壁貼りながら、一体半持っていくこともしばしば。ただし、サーフゴーには何もできずに、起点にされるので、よくやられていた。

 テラスタルタイプはドラゴン。一回だけ、火力を底上げするために切ったが、基本は切らない。

 

3.2 クエスパトラ

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・調整

196(204)-x-105(196)-121(4)-88(60)-144(44+)

 1加速で最速ドラパ抜き。あとは耐久を均等に振る。身代わり2回でオボンの実が食べれるように、HPは4n。

・解説

 壁下で積んで、バトンするポケモン。積み技の瞑想、バトンタッチは確定。あくび対策や加速を稼ぐ身代わりもほぼマスト。ワンウェポンは、ルミナコリジョンというぶっ壊れ技。挑発されたとしても、悪ポケモン以外は相当負荷をかけられるため、腐らない。ただし、悪タイプのポケモンには何も出来なくなる。

 身代わりとドラパルトの呪いの相性が良く、

身代わりを貼って粘るだけで相手を引かせたりしてアドバンテージを取ることができた。

 素早さのラインは限界まで削ってしまったが、最速サーフゴー抜きまで降れば、トリック対策にもなり、要相談。

 オボンの実込みで3ターンはだいたいの試合で積むことができて、安定感があった。

 テラスタルタイプは悪。苦手な悪技、霊技を半減にしつつ、悪戯心の挑発を無効化することができる。実際はトータル2回くらいしか切っていない。

 

3.3 ニンフィア

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・調整

193(180)-x-114(228)-148(36+)-151(4)-88(60)

 3加速で最速ドラパ抜き抜き。

 HPは食べ残し最大効率で、Bはほぼぶっぱ。

 残りはC

・解説

 絶対的なエース。命中安定技と身代わりによって、積み構築でありながら、ほとんど運負けがなく、安定感がすごかった。

 技は積み技の瞑想、あくびや塩漬けを防ぐ身代わり。天然ポケモンを破壊するアシストパワー。テラスタルしてもしなくても、使い勝手の良いテラバーストで完全に完結している。

 基本的に積み先としては完璧だったが、弱みとしては、テラスタルした後に、ドラゴン技が通ってしまうことである。

 テラスタルタイプは水。炎が主流のため、完全に水読みされることが少なくてよかった。強みとしては、ラウドボーンを突破できること。ヘイラッシャのアクアブレイクで身代わりが割れないことと、相手の対策の天然ポケモンを狩れるので、水が最適。

 

3.4 セグレイブ

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・調整

 最速ASぶっぱ

・解説

 最強の技範囲をもつポケモン。一回龍の舞すれば、全抜きでから構築も結構あり、気持ちよかった。一回舞えば、アーマーガアも確定1発という火力。

 唯一の弱みはつららばりの回数。本当に毎回お祈り続けていた。

 テラスタルタイプは電気。ヘイラッシャ、アーマーガア、マリルリ等に圧倒的に強くなるだけでなく、苦手な鋼タイプ半減や電磁波無効と使いやすかった。

 

3.5 ドドゲザン

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・調整

HAぶっぱ。Sは色違いの中で1番遅い個体に加工補正。

・解説

 襷ストッパー。メタルバーストは1回も警戒されることなく、刺さっていた。

 最終日の朝は不意打ち択が全勝できて、最後の追い上げに貢献した。剣の舞やハサミギロチンを入れていないので、崩し性能が弱いのが難点。

 

3.6 オーロンゲ

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・調整

191(164)-176(156+)-97(92)-x-96(4)-92(92)

アーマーガア抜き抜き

H振りドドゲザンをドレパンで確定1発

耐久はあまりを効率良く。

・解説

 全ドドケザンにまけていたので、最終日の0時に急遽育成して投入したポケモン

 ただ初手のドドケザンがヨプの実が流行っていて、なかなか行かなかった。

 正直もう少し上手く使えれば、構築の潤滑油となる気もしている。

 

4 キツいポケモン

 初手対面でドラパルトが壁貼って退場できれば、勝率8割くらい勝てるが、その展開が上手く作れないのが、以下のポケモンである。逆に上手く展開できないと、呪われボディが発動しない限り負けという情けない有様である。この点を改善しない限り、これ以上の上は目指せない。

・悪巧みサーフゴー

 ドラパルトが無限に起点にされる。特に加速バトン展開の時には、クエスパトラが全く詰めない。

・スカーフ持ちでドラパルトをワンパンするポケモン マスカーニャガブリアス

 正直呪われボディが発動しないと1ターンで負け確定するくらいキツい。最終日は、初手が鉢巻と襷しか当たらなかったのが、ラッキーだった。

・全ての型のドラパルト

 初手のドラパルトドラパルト対面はこちらには全く引き先がいないので、お祈りドラゴンアローというヤンキー行動をとっていた。

 

5.最後に

 ポケモン剣盾で最後に良い成績を残せて燃え尽きたと思っていましたが、いざ新作が出ると過去最高の対戦数をこなすくらいのめり込みました。

 剣盾の頃からサイクルを全くできない人間なので、SVでも完成度が高く柔軟性の高い構築を探していきたいと思います。

 この構築はまだまだ完成度が低いので、アドバイスや質問があれば、気軽にお願いします。