ペンドラー・バトン 数奇なるポケ日誌

ポケモンの対戦まとめです。

【SV S7 最終366,570位(R1915)】 カミ様と鼠一家とティーパーティー

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1 はじめに

 ポケモンSVのS7で最終366位を達成したため、備忘録として構築記事を書かせていただきます。

 TN ぺんどーら 最終366位 レート1915

 TN 武蔵坊弁慶 最終570位 レート1879

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 レギュCでは全てで3桁中盤を取れたので、ひとまず満足です。最終日が金曜日ということもあって、最終日は12時間ぶっ通しで潜れる貴重なシーズンでした。

構築のコンセプトは先月と同じく「交換ボタン・読みあい・禁止!初手で荒らしてハバタクカミで起点をつくって、裏で積んで全抜き」です。

 全試合、初手要因→ハバタクカミ→エースの選出で、ボタンを機械的にポチポチ押すだけです。

 初手要因の荒らし性能+ハバタクカミの仕事範囲の広さ+エースの全抜き性能によって、どんな構築に対しても戦えます。特に初手要因の荒らしが成功した試合は、2ターンで終わってしまうも結構ありました。

2構築の組み方

2.1 基本的な考え 

 以下の理由から、ポケモンのプレイングが難しくて勝てないと思っている人には、素早さ上昇の積み展開のサイクルが1番手っ取り早く勝てると考えています。

・やることが全試合同じなので、プレイングミスが出なく、ノーストレス

・同じサイクル構築だと、強い人には絶対勝てない

・サイクル構築、対面構築だとテラスタル択のじゃんけんが多少発生し、勝率が安定しない

・今の強い天然ポケモンや上からアンコールするポケモンが多い環境だと、1匹で全抜きは難しいので、ある程度展開しながら場作りした方が強い

・積みポケモンに身代わりor回復技を入れることで、相手のテラスを見れることでテラス択回避可能

 

 ポケモン勝てなくて苦しんでいる方には、とりあえず積み展開構築をオススメします。

 構築を作れさえすれば、ストレスなく対戦できるので、対戦数を稼ぎやすくレートを稼ぎやすいです。

 

2.2 構築の経緯

 基本はS3のゆぽんさんの構築がめちゃくちゃ使いやすく再現性が高いので、この構築をベースとしています。

<【SVシングルS3 最終434位 2050】パトーラいつもありがとう!|ゆぽん (note.com)>

S6は以下の構築で潜っていました。

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 この中でも、身代わり持ちの電気テラスのセグレイブは物理積みエースでは、最強だと思っているので、そのまま続投しました。

 S6で終盤勝ちきれなかった点は以下です。

・クエスパトラのバトンからのコノヨザルが上位帯では全く選出できない。

・セグレイブが積んでいる間にカイリューの神速圏内に入ってしまう。

・毒菱展開がきつい

 そこでバトン2体を諦めて、カイリューに強い特殊積みエースを探していたところ、S 6で結果を残した生姜さんのポットデスに辿り着きました。

<【S6最終317位/R2000】ラスボス・ポットデス【性別不明統一】|生姜 (note.com)>

 

 とりあえずレンタルで20戦ほど回しましたが、構築自体の完成度も非常に高く、安定して勝てることができたので、ポットデスは調整・テラスタル含めて完全にパクリスペクトさせていただきました。

 次にエースに繋ぐポケモンとしては、どんな相手にも仕事ができるブーエナ持ちのハバタクカミを引き続き採用しました。S 6ではHBほぼ特化の電磁波持ちで使っていましたが、電磁波の必要がなかったので、痛み分けを採用して対面性能の高い、Sラインを高くしたゆぽんさんのハバタクカミの調整をパクリスペクトさせていただきました。

 

 次に初手置きポケモンを考えました。初手置きポケモンとしては、以下の条件です。

・最低限の行動保障があること

・相手に起点にされないこと

・相手の予想を裏切れるポケモンであること

→相手が決めている処理ルートをひっくり返せて、場を荒らすことができるため

 

 まず1匹目としては、襷C特化フルアタ キラフロルを採用しました。以前バンビーさんの動画で紹介されていた技構成そのままです。

<サポート役だと思ってたら…→覚醒したキラフロルで相手を破壊!!破壊!!!【ポケモンSV】 - YouTube>

 C特化と技範囲の広さで裏のハバタクカミ圏内まで削ることが最低限出来つつ、おまけで毒菱が撒けることもあるが強みです。また舐めてくる相手を技範囲とC200の火力によって、2体持っていく上振れも結構あるのも魅力です。また毒菱が刺さりまくっている構築相手には、絶対特殊アタッカー(おもにハバタクカミ)が初手だしされるので、相手の選出を絞ることにも役立っていました。

 

 初手置きの2体目として、HA頑丈レッドカード キョジオーンをS 6に引き続き採用しました。怯みさえしなければ、相手のポケモンを2体割りながら、相手の予期せぬ裏に塩漬けの定数ダメージを最低限いれることができます。相手のキョジオーンメタに強い方なので、キョジオーンの処理ルートを決めている相手のプランを崩せます。

 

 初手置きの3体目として、耐久ぶりのイッカネズミを採用しました。生姜さんのレンタルを使った際に、使用感が良すぎて、そのまま使いました。耐久を振ることで、鉢巻パオジアン等の一部のポケモン以外には最低限行動ができ、相手に対して意味の分からない火力を押し付けることができます。環境で見ることが少ないため、ほとんどの相手が舐めてくることが多く、受けてくるポケモンをすべて破壊していました。

 最終日に、初手のハバタクカミ、ディンルーに好き勝手やられすぎるためにチョッキサーナイトも採用していました。弱くはなかったですが、型がテンプレすぎて相手に負担をあまりかけられなかったので、2時間くらいで使用をやめてしまいました。

 

 まとめると、以下のように自分で考えたポケモンは1匹もいなく、強そうで使いやすいポケモンをパクリスペクトしただけです。笑

■初手置き

・キラフロル :バンビーさんの動画

・キョジオーン:バンビーさんの動画+S5の構築記事

・イッカネズミ:生姜さんの構築記事

■2手目の対面+デバフ

・ハバタクカミ:ゆぽんさんの構築記事

■積みエース

・セグレイブ :ゆぽんさんの構築記事

・ポットデス :生姜さんの構築記事

 

3 個別ポケモン解説

3.1 ポットデス 白いハーブ 水テラスラル

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・調整 

 H149(108)-×-B121(196+)-C154-D134-S116(204)

S:+2で準速スカーフガブリアス抜き 

・解説

 S7の最強積みエース。チオンジェン・ドオー入り以外にはたいてい選出していた。

 積みエースとして、テラスタルがMustでない点もよかった。特にカイリュー入りに対しては、神速を意識して、テラスタルするタイミングを考える必要あり。

 セグレイブの課題であった積んでいる間にカイリューの神速圏内に入ってしまうという課題をクリアし、カイリューまでも起点にする最強のエース。主な強みは以下。

①対物理ポケモン

 一度積んでしまえば、上から力を吸い取るで物理最強のパオジアンであろうとも起点にできる。パオジアン相手には水テラスすることで、氷の礫を半減にもできる。

②様子見にもなる力を吸い取る

 相手のテラスタルを警戒する場面では、いったん力を吸い取るで様子見する動きが強い。特殊アタッカーでもA50程度はあるので、最低限の回復ができる。

③アシストパワーの火力

 2回からやぶすれば、カイリューマルスケ込みでワンパンできる火力を持つ。

 先制技が気にならない構築相手にキョジオーンやディンルー相手に2回積んで、カイリュー・サーフゴーまで貫く試合も強い

④水テラスの耐性

 技の一貫性・耐久含めて強い。技の補完としては格闘テラス等も迷ったが、耐性の面で水テラスはやっぱり強かった。

⑤採用していないシャドーボールの圧力

 サーフゴーなどはシャドーボールを警戒して、必ずテラスタルを切ってくる。

 

 弱みとしては、積まないorテラスタルしないと全く火力が出ない点。また全ミミッキュに呪いをされて機能停止寸前まで追い込まれるのもつらかった。

 

3.3 セグレイブ イカサマダイス 電気テラスタル

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・調整 

 H191-A216(252+)-B121(4)-x-D106-S116(252)

S:+1で最速テツノツツミ抜き

・解説 

 S6から引き続き採用の物理エース。技構成含めて変更したいと思ったことが一回もない。

 テラスタルの電気は、ヘイラッシャ・アーマーガアでも止まらないようにするため。全般的に水テラスするポケモンも多く、それらの相手の打点としても強い。

 身代わりを入れることで、チオンジェン、ヘイラッシャに対して強く出れる。むしろ身代わりがないとヘイラッシャ入りに出せなくなってしまうので、ほぼ必須級。

 身代わりを入れても、電気・氷の技範囲で殴るのに困らないのが、1番の強みである。

 持ち物は、つららばりの火力を増強できるイカサマダイス。耐久を削ることなく、安定した火力が出せるので、エースとしての安定感を増すためにはMust。

 積みストッパーであるミミッキュに対しても、つららばりで強く出れるのも良い点。

 本当はキラフロルの毒菱含めてヘイラッシャを崩したかったが、上位帯はだいたい毒をヘイラッシャに入れさせてくれないので、いつも窮屈な戦いを強いられていた。

 SV始まって以来、6/7とほとんどのシーズンで使っているが、いつも安定した活躍をしてくれて、頭が上がらない。

 

3.3 ハバタクカミ ブーストエナジー 炎テラスタル
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・調整

133(20)-x-106(244)-167(92)-156(4)-191(148+)

・調整意図 ※ゆぽんさんの構築記事参照

S:環境にいるハバタクカミの上をたいていとれる
HB:A特化セグレイブの地面テラスa-2地震+a-4地震+a-4氷の礫を耐え(甘える連打)
HD:C252カミの眼鏡シャドボをマジフレ込みで確定耐え

・解説

  S7の1ヶ月間でも受けループ以外には本当に選出率100%の過労ポケモン

 技構成はメインウェポンのムーンフォースと特殊相手のデバフのマジカルフレイム、物理のデバフの甘える、自身の対面性能をあげる痛み分けで採用。

 テラスタルハッサムのバラパンは強くマジカルフレイムの火力増加にもなる炎。ほとんど切らないが、裏のポットデスでテラスタルを切る必要がないと判断した試合では、切っていた。

 Sのラインは最速ブーエナ型以外には、ほとんど勝てたので、使いやすかった。

 正直ブーエナ持ちのハバタクカミの中では、かなり有名な型にやってしまったが、それでもどんな相手にも仕事をこなせる性能はピカイチだった。

 1番きつかったのは、身代わり瞑想持ちのブーエナハバタクカミだった。身代わりを残されて突破されると、絶対に負けだった。

 解禁されてから5ヶ月連続で使い続けているが、使用感は相変わらず最高だった。

 

 

3.4 キラフロル 気合いの襷 草テラス

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・調整

H159(4)-x-B110-200(252+)-D106-S138(252)

・火力

無振りイーユイをパワージェムで確定1発

カバルドンをエナボで確定2発

・解説

 初手置きポケモン

   タイプ一致でイーユイをワンパンするパワージェム、タイプ一致で追加効果が強いヘドロ爆弾、岩技と技範囲の補完が良くミラーやテツノドクガ、サーフゴー相手にうつ大地の力、カバルドン、ディンルー相手に打点となるエナジーボール

 最速にしたい場面も多々あったが、裏のハバタクカミ圏内に入れることが1番な役割のため、少しでも火力が高いC特化で採用。

 初手に出すと、ステロ型だと決めつける人が多く、思わぬイージーウィンを10試合に1回くらい起こしていた。ウルガモスが目の前で蝶の舞してきたりと、本当に舐められていたのを、うまくいかせていた。

 このキラフロルがいるおかげで、相手の初手が特殊アタッカーor毒テラスディンルーと絞れるのも強み。

 ブーエナ持ちでないハバタクカミは大抵先発に出てくるので、ハバタクカミ相手にはあんまり出さないようにしていた。

 

3.4キョジオーン レッドカード ゴーストテラスタル f:id:Penpenpendlar:20230601204954j:image
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・調整

H207(252)-167(252+)-B150-x-D111(4)-S49(5v下降補正)

・塩漬けのダメージ計算

無振りイーユイ 60-70%

無振りパオジアン 50-59%

無振りテツノツツミ 43-51%

 

・解説

 初手置きポケモン2

 S6の月末に一気にレート上げに貢献したため、そのまま採用。

 技構成はメインウェポンの塩漬け、対策枠でよく出てくるサーフゴーに強い地震、暇な時に打つステロと起点回避になる大爆発。

 火力特化にすることで、イーユイ、パオジアン、テツノツツミ等には結構な負荷をかけられる。また無振りキョジオーンの塩漬けを身代わり耐え調整している相手にも、想定を崩していける。

 キョジオーンやヘイラッシャの下からレッドカードを発動できるように、Sに下降補正をかけている。個体値はVとなっている影響で最終日にミラーで上を取ってしまったため、S0でもよいが、モロバレルとドオーを上からワンパンする試合も結構あり、そちらを優先した。

 テラスは格闘をすかせるゴーストにしたが一回もしていないので、なんでもよし。

 使い方としては、コノヨザル、ディンルー、カバルドン等のステロ巻き以外には、相手が誰が出てこようが、ひたすら塩漬けを連打する。 

 相手が攻撃してくると、レッドカードで相手の裏にランダムで塩漬け+定数ダメージを与えることができる。

 強い点としては、相手の試合プランを一気にぐちゃぐちゃにできることである。例えば、イーユイやパオジアンやテツノツツミを大事にして高火力を押し付けようと考えている相手に対して、レッドカードで場に強制的に出すことで、塩漬け+定数ダメージ2回与え、ほぼ瀕死まで追い込むことができる。ヘイラッシャやマリルリ等の水タイプやハッサム、サーフゴー等の鋼タイプには、相手が交代しないと定数ダメージだけで半分以上削れる。

 もちろんレッドカードで誰が出てくるかわからないので、運ゲー要素も強く安定しないように思われるかもしれないが、どんな構築に対しても誰かしらに塩漬けが入れられるだけで、仕事としては、十分である。

 大事なことは、余裕のある有利対面でも塩漬けを連打すること。テツノドクガやイーユイ等の有利対面でも相手はとりあえず突っ張ってくる人も結構いる。その中でステロを撒いてしまうと、仕事はだいぶ少なくなってしまう。このキョジオーンの強みは、相手の意図しない裏のポケモンにおおきな削りを入れることであるため、我慢して塩漬けを連打するよう心がけた。

 またH振りだけでも、最低限の耐久はあるため、相手の初手ポケモンの型判別ができるのも強み。特にカイリューの鉢巻判別、イーユイの眼鏡判別できるだけで、セグレイブがどの程度積めば良いかの目安となる。

 弱い点としては、パオジアンとイーユイの怯みで何もできずに瀕死になってしまう可能性がある点とチオンジェンの宿木の種である。特にチオンジェンがいると、塩漬けの定数ダメージが宿木の回復で相殺されてしまうために、チオンジェン入りには選出を避けていた。

 

 

3.6 イッカネズミ 広角レンズ 毒テラス

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・調整

 H175(204)-A119(188)-B92(12)-×-D100(36)-S154(68+)
調整意図 ※生姜さんの構築記事抜粋

H:16n-1でできるだけ高く
A
ネズミざん10回で無振りカイリューが確定1発
H振りマリルリが確定1発
H振りロトムが確定1発
H4振りセグレイブが超高乱数1発
HB
特化カイリューの鉢巻テラス神速を15/16で耐え
特化テクニシャンキノガッサマッハパンチを15/16で耐え
HD
臆病ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを15/16で耐え
特化イーユイの火炎放射確定耐え
特化サフゴのゴールドラッシュ確定耐え
水テラスツツミのハイドロポンプ確定耐え
S
最速セグレイブ抜き抜き

・解説

 初手置きポケモン

 生姜さんの調整から耐久をすこしいじった型。

 技構成は、メインウェポンのネズミ斬、ゴーストタイプの打点となり、火力もそこそこ出るかみつく、ハバタクカミやミミッキュにうつ電磁波、電磁波と絡めて最強となるアンコール。

 テラスタイプは、受けループのドヒドイデ対面で毒無効にしつつ、格闘も半減にできる毒。

 使う前は半信半疑だったが、初手の飛行テラバカイリューを何もさせずにワンパンしたりと、刺さる試合は本当に強すぎだった。使ったことはない人からしたら、半信半疑だと思うが、強みをあげると以下のことがある。

①襷が不要な対面性能

 襷は結構競合するアイテムのため、余っていないケースが多い。襷がいらない対面駒としての性能はピカイチだった。怯み等を無視すると以下のポケモンにも対面勝てる。

パオジアン、イーユイ、カイリューキノガッサ、テツノツツミ、ディンルーetc

 イーユイ、テツノツツミ、パオジアンの並びを初手で全抜きする試合さえあった。

②超火力による崩し性能

 相手が初手対面を嫌って、裏にひいてきたときに、受かる相手が等倍だと全くいない。

 ネズミ斬の火力は特性込みで300のため、尋常じゃない火力が出る。例えば、ヘイラッシャもほぼ確定2発。守られてもアンコールすれば良いので、後出しを許さない。受けてくるモロバレルやチオンジェンを破壊した試合は2ターンでよく終わっていた。

③対受けループ崩し

 当たった受けループは、ドヒドイデ対面で毒テラスをして、ネズミ斬を撃つだけで試合が終わっていた。ヘイラッシャに対しても、守るをアンコールすればよいので、本当に対受けループとして最強だった。

④対積みポケモン

 初手でよく対面するハバタクカミが悠長に瞑想してくることが多かった。それに対して、電磁波+アンコールで瞑想をアンコールして、引かせることで完全に機能停止させる動きがつよかった。コノヨザルも絶対にビルドアップから入ってくるので、アンコールできる。

 アンコール後は、相手がゴーストタイプであろうとも、ネズミ漸を連打することで圧力をかけられるのも強い。電磁波アンコールが綺麗に決まった試合は全勝だった。

⑤対初手ステロポケモン

 おかたづけという技が有名な影響でステロ・毒菱を撒かせない性能も強かった。

 特に初手に出てきやすいオボンディンルーに対しても、ネズミ斬で確定2発であり、お片付けアンコールを嫌ってステロをまかせないため、ほぼ仕事をさせないのも強み。

 

 唯一の弱点はパオジアン等の拘り超火力系ポケモンにワンパンされてしまうこと。ただし、拘り持ちという情報アドバンテージを得られるだけでも強かった。

 もちろんゴツメ持ちやガブリアスに対しては、めっぽう弱いものの、環境にゴツメ持ちが減っていたのでゴツメに引っかかる試合は、1戦程度であった。

 

 

 

4    選出パターン

考えることは、誰を初手置きするかと、誰をエースにするかの2点のみ

■初手置きの選び方

・格闘ポケモンハッサム、アーマーガア、ガブリアスがいない→イッカネズミ

キノガッサ、チオンジェンがいない→キョジオーン

・それ以外→キラフロル

■エースの選び方

・チオンジェン、ヘイラッシャ、ドオーがいる→セグレイブ

・それ以外→ポットデス

もちろんそれぞれ例外あり

★対受けループ

イッカネズミ+ポットデス+α

基本イッカネズミだけでなんとかあるが、ポットデスでラッキー・ハピナス相手に無限に積んで悪テラスを切らせあと、セグレイブの電気テラバーストの一貫を作る動きを強かった。

5. 苦手なポケモン

・ドオー

1番きついポケモン。ハバタクカミの仕事が制限される。また蓄えるや鈍いで積まれると裏でも全く勝てなくなる。

 

・呪いミミッキュ

ハバタクカミが影うちで縛られやすく、またポットデス対面は必ず呪いをされるので、つらかった。

 

 

6. 感想

 最終日は3ROM1000位スタートから、一気に勝って2ROM300位台まで行ったものの、そこからあと一伸びはできませんでした。

 いつもながら最終日に一気にあげるスタイルなのが反省点です。なんとか最終日2ROM500位スタートで初めて2桁チャレンジしたいですね。

 来季から、ずっと愛用している甘えるハバタクカミが微妙に環境に刺さらなそうなので、一から積み展開構築を作ります。最終日が土日でないために、今月ほどは潜れないと思いますが。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

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