目次
1. はじめに
今月の最終結果は以下です。
63勝35負 レート1903
実を言うと、時間がなくて、構築は先月と全く変えていません。構築経緯と調整は下記を参考にしてください。
【SV S22 最終670位】クエスバトンorバトンメタのメタ対面 - ペンドラー・バトン 数奇なるポケ日誌
全く同じ構築を使い続けて、100戦以内に1900は行けました。使用難易度がめちゃめちゃ低い割りに、勝率が割と安定します。
レギュHで3桁取ってみたい人は、参考にしていただければ幸いです。
構築の使用方法、立ち回りは非常にシンプルなので、それだけ残しておきます。
2.選出
初手枠でパーモットとコノヨザルのどちらを出すか?とバトン選出(クエスパトラ、アーマーガア)にするか、対面選出にするかの2点を考えます。
2.1 選出軸の選び方
以下のフローチャートを元に選択してください。
⇨対面選出。いない場合は②へ
これらのポケモンはバトン対策として採用されていることが多く、絶対選出されるので対面選出でガチグマの起点にします
②. イエッサン、オオニューラがいる
⇨バトン選出。いない場合は③
対面選出はイエッサン、オオニューラにボコボコにされるので、選出しては行けません
③ マスカーニャがいる
⇨バトン選出。いない場合は④
マスカーニャは対面選出でも重い寄りなので、バトン選出の方が良いです。
⇨対面選出。いない場合は⑤
相手の型によっては、バトンが全く通用しないので、対面選出の方が良いです。
⑤最後は相手の順位によって決める
⇨順位が高めなら、対面選出。
順位が高い相手は、バトン選出の処理ルートがあることが多いので、対面選出の方が勝率が良いです。
2.2 初手要因の選び方
⇨パーモット。いない場合は②
マスカーニャははたき落とすがキツく、エルレイドにはワンパンされるので、コノヨザルは出せません。グライオン相手にもやることがないので、出せません。
②ガブリアスがいる
⇨コノヨザル。いない場合は③
パーモットはガブリアスが一番きついです。相手視点は冷凍パンチがあるので、テラス択ですが、こちら視点はひたすら不利。
③ドラパルトがいる
⇨コノヨザル。いない場合は④
実を言うと、どっちの初手要因も型によってはワンパンされます。ただし、パーモットは鉢巻ドラゴンアローで倒されるので、裏にも一貫しますため、起点にはできません。一方、コノヨザルは鉢巻ゴーストテラバでしかワンパンされないので、クエスパトラとガチグマの起点にできます。
④ブリジュラス、カイリューがいる
⇨コノヨザル寄り。いない場合はパーモット
パーモット出しても全然良い。
ブリジュラスとカイリューがいる場合は、ステロを撒かないときつそうな構築にはコノヨザルを選択します。それ以外の場合は基本パーモットの方が強いので、パーモットを選びます。
3 対戦中の立ち回り
3.1 初手のパーモット
地面タイプ以外にはほっぺすりすり、地面タイプにはインファイトを選択します。その後は目の前に通る技のみを選択してください。
隠密マントサーフゴーが来た場合のみ、ほっぺすりすりのあとテラス電光装撃で殴ってください。サーフゴーを突破しないと、裏ごと貫かれるので、処理を優先してください。大抵悪巧み再生で悠長な行動を取られるので。対面勝てます。
ミミッキュ等に影打ちで縛られる場面は、ガチグマに引くことで、技を透かしつつ火傷になる動きをしてください。
暁ガチグマ対面で、残りHPが1の場合は、マッハパンチ相手をケアして引いてくるポケモンに通る技を押してください。
パーモットは普通に目の前に通る技を押すだけで、上振れを引けるので、この構築の要です。
3.2 初手のコノヨザル
初手は何があろうと投げつけるを押します。相手が積んでくる動きをしたら、命懸けで起点になるのを防いでください。普通に殴られたら、ステルスロックを撒いてください。麻痺で上振れても相手を倒すかどうかは、裏の起点にしたいかどうかで判断してください。
3.3 2手目のクエスパトラ
ダメ計をしつつ、瞑想を積んでいってください。アーマーガアにほぼテラスはいらないので、怪しい対面では、すぐテラスタルを切ってください。バトンすることはマストではないので、アシストパワーで倒せる展開では、残数有利をとるために、倒していってください。アシレーヌ、カイリュー、イエッサン等のアンコールを覚えるポケモンの前では、即負けしない事を心がけて早めにバトンしてください。もしバトンしても絶対に勝てないケースでは、アンコールがないことにかけることも大事です。
3.4 バトン先のアーマーガア
基本は積んでなぐるだけです。目の前のポケモンを倒すことを考えずに、裏のポケモン全員を倒すために、どれだけ積めばいいかを計算しながら、積んでいきます。
カイリュー対面は必ず挑発からの入ってください。オオニューラやマスカーニャのトリックがあり得る対面では、素早さ関係を踏まえて挑発から入ってください。
一番難しいのは、ブリジュラス対面です。この環境はエレビ型が一番多いので、テラスが残っていたら、テラスつけあがるでどんどん殴ってください。
3.5 ガチグマ
ガチグマが着地したタイミングの相手のポケモン次第ですが、基本的に草分けから入ります。あまり相手の裏を読まずに、目の前に通る技を押してください。イダイトウにテラスタルはなくても良いので、火力アップのためでも積極的にテラスタルを切ってください。
唯一難しいのはブリジュラス対面です。相手にテラスが残っているケースでは、飛行テラスのケースが多いので、テラスして空元気を打ってください。相手のテラスを切られなかったケースでも、イダイトウのアクジェ圏内に入れれば良いです。
ドレインパンチは体力管理のために、非常に大事な技なので、相手をなんでも倒せる対面では、ドレインパンチで回復してください。
3.6 イダイトウオス
基本的に目の前に通る技を押すだけです。2手目に出すケースでは、身代わりを残して倒すのと、体力を残して倒すのとどっちがメリットがあるかを考えて技選択します。暁ガチグマが相手にいるケースでは、身代わりを残す意味がないので、普通に倒した方が良いです。
4 構築の改善点
思いポケモンが結構いるので、そこに対する対処ができるポケモンを代わりに入れると良いです。
4.1 重いポケモン
1. 裏からの全ブリジュラス
頑丈でも持久力でも大体キツくなる。ステロを撒きつつ、ガチグマで縛るのが一番強い動きだが、なかなか理想通りにはいかない。そもそも物理5体なので、特殊ポケモン増やした方が良い。
2 マスカーニャ
初手ポケモンが鉢巻マスカーニャのトリプルアクセルやじゃれつくによって、何もされずに倒されるケースがあり、全く安定しない。トリプルアクセル半減以下の襷ポケモンの方が良さげ。
3 ドラパルト
初手ポケモンが鉢巻ドラパルトに何もされずに倒されるケースがある。ドラゴン技半減以下の襷ポケモンの方が良さげ。
4.2 改善案
1. パーモット⇨襷サーフゴー
重いポケモン全てに抗えるポケモン。かつ、パトラのバトン先という誤認も狙える。技構成は、祟り目、ゴルラ、電磁波、置き土産。真面目に採用しようとしたけど、パーモットで勝つ試合が多すぎて、外す気持ちにならなかった。
2. 初手要因⇨壁ブリジュラス
重いポケモンに強めなポケモン。サーフゴーのトリックが嫌すぎて採用は諦めた。
3. 初手要因⇨スカーフミミッキュ
5.最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。この構築は、使い方がめちゃめちゃ簡単でかつ、相手との噛み合いのストレスが起きずらい構築なので、レート上げにはオススメです。
うまく改善できれば、2000もいけるポテンシャルはあると思います。
何か相談等あれば、遠慮なくしてください。