ペンドラー・バトン 数奇なるポケ日誌

ポケモンの対戦まとめです。

【剣盾総括】子持ちガチ初心者が最終2桁を目指すまで

  

1 はじめに

 どうもぺんどらと申します。ポケモンの書き物を書くのが好きなので、剣盾の振り返りを残しておきたいと思います。

 ポケモン始めたけど、なかなか勝てなくてやめようかなと思っている方などの参考になると幸いです。

 私はなかなか勝てなくてポケモン対戦は最初は楽しめませんでしたが、実況者さんの動画を見て参考にしたり、仲間大会に出てポケモン対戦の楽しさを知ることで、ドンドンのめり込んでいき、ランクマッチでも2桁を目指せるところまで、来ることができました。

 

★スタート ポケモンガチ初心者

ペンドラーバトン楽しい

→仲間大会に入り浸る

→ランクマ・仲間大会入り浸る

★ゴール  ランクマ最終168位

 

 ポケモンはルビーサファイア以降は全く触れてこなく、ルビーサファイアなども四天王を倒して満足するレベルでした。

 そのなかでコロナ休業中暇すぎて、ポケモン剣盾を買ったのが始まりでした。

 ストーリークリア後にランクマッチというシステムがあり、その中で対戦ができることを聞き、対戦を始めることになりました。

 

2 ランクマッチの成績

 S1-6 ソフトなし

 S7 84493位 49勝53敗

ひたすらマスターボール級に上がるために、旅パで潜っていました。流石に勝てなくて実況者さんや攻略サイトをみて、厳選の仕方や強いポケモンを学びました。並び等は覚えていません。

 S8 51429位

 S9 16640位

 S10 7015位 

  S8-10マスボあげて数戦でおしまい

 S11  867位 96勝76敗 

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 転機となったシーズン。対戦相手と実況者さんが使っていたペンドラーの性能に惹かれてペンドラーダイマバトン戦術を1ヶ月使い続けた。

 シーズン途中では20連勝くらいしていて、これは最終一位も狙えるのではと浮かれていたが、後半普通に強者たちにボコボコにされてギリギリ3桁。

 それでも初めて最終日にランクマッチをやった。

 

 S12-24

 完全に別のゲームにハマり、ポケモンから離れる。

 あるきっかけで仲間大会にハマる。詳細は次章に。

 仲間大会にはまっことで、ポケモンの楽しさを知る。

 

 S25 最終400位 レート1886

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 私の仕事都合上、年末は24日くらいからお休みに入るので、年末暇すぎて久しぶりに本気でランクマッチに潜った。今考えると受け攻めサイクルという難易度の高い構築で戦っていた。

 構築としてはイベルタルを倒すためだけに、周りが全員サポートする構築。襷ゴリランダーのドラムアタックが非常に良い性能であり、発見した時は興奮したのを覚えている。

 ガチで潜った初めてのシーズンでそこそこな結果を出すことができ、非常に浮かれていた。月末にまとまった時間が取れるのがこの月だけであり、最初で最後かなと思っていたが、楽しすぎて次の月以降も潜ることを決めた。

 

 S26  最終460位 レート1877

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 バンビーさんの動画で性能に惚れた弱点保険高速移動白バド軸。バンビーさんにも構築記事を書く時に、許可をDMで頂いたのが思い出。

 ほぼ全試合オーロンゲで壁を張って、白バドで高速移動していた。

 個人的なポイントは襷ドサイドン。襷カウンター、襷メタバの両採用で、最後の締めを任せていた。

 

 S27  最終319位 レート1906

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 伝説2体の初めてのシーズン。

 晴れリザードン展開偽装という一発芸で挑んでいた。グラードン展開を読んでくるランドロスカバルドンを珠特殊ゲロゲでワンパンする試合が多発していて気持ちよくなっていた。

 この時に発見した最強の並びがルギア+メタモン。この時は誰も使っていなかった気がするので、起源かもしれない。

 特にアッキルギアの性能がえげつなく、頼りになりすぎた。この後好成績を残す S34,35でも大活躍であり、私の剣盾のランクマのMVP。

 

 S30  最終677位 レート1830

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 くろこさんの動画を見て、対特殊性能に惚れたチョッキホワイトキュレム軸の構築。カイオーガ、黒バド等に後出しからも勝てるという性能と特殊受けのラッキー等を絶対零度で無理矢理なんとかできるという神ポケモン

 シーズン途中まではザシオーガ、ザシ黒バドという流行っていた並びに強かったが、結局ザシアや日ネクとうに勝てなくて、勝ちきれなかった。

 

 S32  最終586位 レート1830

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 伝説2体ルールにちょっと飽きてきて、性能が好きな白バドを使いたくて挑んだシーズン。ザシアン黒バドに弱いのは、しょうがないので、イベルタルやサンダーを狩るためのスカーフで採用。白バドがダイマをしても弱い型なので、ザシアンに強くダイマをして強いポケモンとしてディアルガを採用。

 珠ディアルガがとても強く、この後の S34,35でも相棒になるので、この時に発見できてよかった。

 

 S34  最終230位 レート1894

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 新ルールであり、かつ最終日が土曜日だったので、最後に本気で挑むと決めたシーズン。

 私はサイクル構築を使いこなせないので、とりあえず初手ダイマして優勢のまま、上から圧力をかけてくる構築にした。初手ダイマ枠としては珠ディアルガを採用。この構築を見た時に、イベルタルゼクロムが珠で、ディアルガの初手は起点作りだろうと思わせるための構築。裏のルギア、ザシアンもスイーパー性能を高い型とした。

 5日くらいにこの構築を作ったが、終始順調でずっと勝率が良く、構築を全く変えずに挑んでいた。私が対処が苦手な受け構築が減ったのが、大きな追い風だった。ディアルガの初手ダイアイスでランドロスグラードンをワンパンする試合が多発していて、単純な構築なのになんで勝てているかよくわからなかったが、とりあえず強かった。

 最終順位も過去最高を更新することができて、剣盾最後に良い結果が残せたと非常に満足していた。

 

 S35  最終168位 レート1906

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 前期を最後と決めていたが、全く潜らないのも勿体無いので、ペンドラーバトン構築やトリル構築等で遊んでいた。ただ、その中でふつふつと戦闘本能が蘇ってきて、精一杯潜ることを中旬くらいで決また。

 色々構築を試したが、サイクル寄りの構築で勝てなすぎて10000位まで落ちたところで、昨期の構築を使ったところグングン上がったため、これをベースにすることに決めた。その中で4つある負けパターンに対応できるように、微修正した。

 特に修正で強かったのが、ディアルガのダイアタックとイベルタルの鉢巻。鉢巻イベルタルは本当に黒バドに後投げして圧力をかけていた。

 最終日の前日には2ROM300位と目標通りで順調そのものだった。しかし最終日のメインロムを1800位まで溶かして、流石に撤退かなと思っていた。その中で朝4時頃から急に勝てるようになってレート1700から9連勝で1900まで上げることができた。その時、確か朝の7時。私の弱気さからもう一つの250位のサブロムで4戦したが、結局上がらずにステイだった。

 前期の過去最高順位を大きく更新できて、当初の目標をクリアしたが、正直今はめちゃくちゃ後悔している。構築が本当に強かったので、前日までにもっと上げておけばよかった、途中でメインロムを切ってサブロム特攻すればよかった等、今でも悔やんでいる。まぁ私の性格上、安全第一のリスク回避がモットーなので、まぁ仕方ない。

 ランクマの総括としては、一歩ずつ最終順位を更新できて満足です。SVでは、なんとか最終2桁達成を目指します。

 

3 仲間大会

 義弟から借りたファイヤーエンブレムにハマった結果、ペンドラー構築の後は当分ポケモンから離れていた。その中でも実況者さんの動画だけは通勤途中に見ていた。

 その中で2021年の7月くらいに実況者いろはさんの仲間大会が開かれることを知った。元々仲間大会の存在自体を知らなかった。ルールは合計種族値300以下縛りであった。3日ほど真剣に考察して、1000人中50位くらいの結果を残すことができた。

 この大会を機に仲間大会の存在を知り、ポケモン専用のTwitterアカウントも作成して、週4くらいで参加するようになった。

 仲間大会の魅力は主に以下である。

1 毎回いろんな縛りの中で最善構築を考えることの楽しさ。

2 区切りが1日ごとであり、気持ちが毎回新鮮

3 景品を得ることで、モチベーションアップ

4 チーム制では、チーム内でワイワイできる。

5 普段使わないポケモンを活躍させることができる

 仲間大会で得られた景品はめちゃめちゃレアな色違いが多く、全く色違いを持っていなかった私としてはものすごくテンションが上がった。得られた景品の紹介 全部色違いです。

レックウザ

ディアルガ

パルキア

・レジエレキ

・エースバーン

スイクン

デンジュモク

カミツルギ

テッカグヤ

グラードン

ラグラージ などなど

 合計したら100体近くいただいていました。特にディアルガは最後のランクマのエースとして大活躍しており、毎回出すたびにテンションが上がっていた。

 

 本当に全ての仲間大会の主催者さんには感謝しかありません。正直主催しても何か貰えるわけでもないのにも関わらず、ルールを考え、当日の運営、景品の準備等大変なことを沢山しており、本当に頭が上がりません。この仲間大会という文化がSVでも続くことを願っています。なにか協力できることがあれば、協力していきたいと思います。

 またチーム制の戦いでも多くの人にお世話になりました。毎回チームメイトに恵まれ、楽しいポケモン生活を送ることができました。最後にはチーム優勝も経験できました。この場を借りて皆様に御礼申し上げます。

 

4 最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 ポケモン対戦を楽しいと思っているけど、勝てなくて苦しい方もいると思います。そのなかでも何か楽しさを見つけるきっかけになれば、幸いです。

【剣盾S11 最終867位】 初手ダイマペンドラーからバトンを繋ぎ続ける

 

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終結果 867位 96勝70敗 レート1849

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★コンセプト

ペンドラーで初手ダイマしてエーフィかバイウールーにつなぐ。

不利対面ができたら、上からバトンを繰り返す。

 

1 はじめに

最近では、だいたいランクマッチで、最終3桁に残れるようになってきた私ですが、ランクマッチを始めて取り組んだ時のことを思い出し、構築記事を今更書きます。

 もちろんこの環境は、今後一切訪れないので、何の参考にもなりませんが、私の将来への備忘録として書き残したいと思います。楽しんで読んでいただけると幸いです。

 ルールとしては、TOP10制限ルールでウーラオスとパッチラゴンが猛威を奮っていたルールです。

 本当にペンドラーで初手ダイマしてあとはエーフィとバイウールーでバトンを繋げていくだけなのですが、めちゃくちゃはまっていて、中盤は20連勝近くして200位くらいまで上がりました。最終日は流石に強者に案の定ボコボコにされて3桁ギリギリでした。

 

2 構築の組み方

 いろんな実況者さんを見る中で、誰かの使っていた初手ダイマドラパ+エーフィ+バイウールーの構築が面白いと思い、ドラパをペンドラーに変えたのが構築の始めです。

 元々ペンドラーは見た目も一番好きなポケモンなため、採用しました。加速によって素早さを上げながら、ダイスチル、ダイアースで耐久を上げて、それをバトンします。

 次にダイマが終わって、特殊ポケモンと対面した時にバトン先はエーフィです。特性のマジックミラーがとても偉すぎで、挑発やあくび、毒毒等が効かないので、流そうとしてくる相手にも強いのが決め手です。

 次に物理と対面した時のバトン先はバイウールーです。コットンガードを上から詰めるので、物理であればどんな相手にも突破されません。また確定急所で積みを突破してくるウーラオスも特性のもふもふでギリギリなんとかなるので、バイウールー一択でした。

 エーフィとバイウールーでどうしようもできない相手がサザンドラ等の悪タイプでした。エーフィがエスパーワンウェポンのため、打点がなく、バイウールーも炎技で焼かれてしまうためです。そこでサザンドラ等に勝てるバトン先としてピクシーを採用しました。

 残りの2匹はマジで一回も選出していないのですが、黒い霧を持っているドヒドイデミロカロスに強いパッチラゴンと襷枠で1番強かったホルードを採用しました。

 

3 個別解説

ペンドラー ラムの実

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・調整 HA特化

・解説

 相棒。どんな展開でも初手ダイマする。

 最初は弱点保険にしていたが、攻撃と特攻が上がっても展開的にはあまり旨味がないので、麻痺、眠り等の下振れ要素を減らすためのラムの実とした。

 技構成はバトンタッチとダイスチルダイアースは確定。もう一つはどうしても勝てないウルガモスリザードンをワンパンできる岩技とした。

 相手を倒すためのダイマではなく、対面で耐久を上げるためのダイマ。きつい相手にはウォール、積み、ウォールともったいない使い方をしていた。

 

②エーフィ 食べ残し

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・調整 HDぶっぱ

・解説

 特殊相手のバトン先。技構成はこれ以外ない。

 上から瞑想を積んで特殊耐久を上げる。サザンドラ以外であれば、ほとんどの特殊ポケモンを受けからことができた。

 アシストパワーの威力が高すぎて、ダイマ相手を簡単にワンパンできてホレボレする。

 

③バイウールー カゴの実

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・調整 HBぶっぱ

・解説

 物理相手のバトン先。

 上からコットンガードを積めるので、本当に物理相手なら最強。

 ウーラオスにも特性もふもふでなんとかなる。

 ボディプレスワンウェポンのため、ゴーストタイプには何もできないが、積み切った後にはエーフィにバトンしていた。

 

④ピクシー アッキの実

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・調整 HDブッパ

・解説

 エーフィがどうしようもない際の代わり。サザンドラを主に対策していた。

 特性てんねんで誤魔化してくる相手のピクシーになんとかギリギリ抗える。

 

⑤パッチラゴン 命の珠

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普通のパッチラゴン。

全く選出していないため、割愛

 

ホルード 気合いの襷

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普通のホルード。全く選出していないため、割愛

 

4 選出

基本

ペンドラー、エーフィ、バイウールー

サザンドラ入りの場合のみ

ペンドラー、ピクシー、バイウールー

 

5 最後に

 相棒のペンドラーを使って、ポケモン初めてまともに勝てたパーティでした。

 思い入れが非常に強く今でも大好きなパーティです。

 本当に対戦を始めたばかりで、下手くそでしたが、このパーティだからこそ、それが出なかったのだと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【剣盾S35最終168位】鉢巻イベル半端ないって!不意打ちがカイオーガに8割入るもん。

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■最終結

自己ベスト更新!

メインロム TN あずさ  

最終   168位 レート1907   154勝124敗

サブロム  TN Bowker

最終 230位 レート1894  57勝30敗

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★コンセプト

対面最強の珠ディアルガの初手ダイマで数的有利を取って、裏で詰める

 先月とは並びは全く同じで、悪い点を改善しました。

 一部のディアルガを完全に止めてくるポケモンがいる構築以外は全てディアルガを初手投げしていました。

 

1 はじめに

 前期の構築<https://t.co/TM3Pf596Ny>と並びは全く同じで型を一部変えて、挑んでました。

 最終日スタートは2ROM400位前後で予定通りでしたが、全然勝てずに1800位くらいまで落ち込みました。諦めかけて惰性で潜っていると、急に勝てるようなって最後は9連勝で自己ベストを更新することができました。対戦をきちんと初めてはや1年、ここまで来れたのは感慨深いです。

 構築記事は、前期との構築の変えた点をメインで述べていきます。

 

2 構築の経緯

 元々は今期はランクマをやるつもりがなかったので、いろんな構築を触って楽しそうな構築を探していた。

 まず、最初に使ったのはリリバの実ブラックキュレム軸の構築である。龍舞すれば、ザシアンも突破できるという強みに魅力を感じたが、どの対面でも龍舞させてくれずに、ひたすら順位が下がって却下となった。

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 次に、先月の構築記事のなかで面白そうな並びの組み合わせで、追い風イベルタル+メガネカイオーガとトリルソルガレオ+ホワイトキュレムの両方を採用した構築である。決まった時は気持ちよく勝てるが、そこそこ読まれていて、順位が10000位近くまで落ちて絶望していた。

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 とりあえず順位を戻すために昨季の構築を使っていたら、一瞬で順位が上がっていった。しかし負ける試合はいつも同じようなパターンで負けていることに気づいた。

1 イベルタルディアルガダイマの打ち合いで負けて、そのまま劣勢で負ける

2 ステロ+黒バドに全てを貫かれる

3 ホウオウナットにディアルガが完全に止められる

4 身代わり持ちのザシアン、黒バドに身代わりでダイマを枯らされた挙句、突破される。

 まず1のパターンを克服するため、ディアルガにダイアタックを入れて、イベルタルとのダイマの撃ち合いで勝てるようにした。

 次に2のパターンに勝てるようにするために、イベルタルを物理にして不意打ちの火力を上げるようにした。詰めに使うだけだったので、打ち分ける必要が少ないと考え、想定外の火力を出せる鉢巻とした。

 3のホウオウナットレイに関してはディアルガに岩技を抜いたため、ディアルガでは全く打点がなくなってしまった。そこでホウオウナットレイを倒すために、ゼクロムに格闘技を入れた。

 もちろん前期勝てていたディアルガをホウオウで見ている構築に勝てなくなってしまったが、それよりも勝てるようになった相手の方が増えた。

 4に関しては身代わりザシアンはダイアタックで無償突破することで解決した。また黒バドに対しては必ずイベルタルを選出して、あと投げすることで、黒バドを機能停止or裏に鉢巻イカサマの負荷をかけることにした。

 

 この変更の中でも、特に鉢巻イベルタルは革命的に強かった。ホームの使用率でも圏外であり、前期の上位記事でも1人もいなかったため、全くケアされていなかった。

 

3 個別解説

ディアルガ 命の珠

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・調整

175(0)-x-140(0)-222(252+)-121(4)-142(252)

  Cは特化

 Sは準速 

 

・解説

 最強の初手ダイマエース。

 ラッキー、ホウオウナットレイルナアーラ、ルギア以外には初手にとりあえず出す。

 準速でダイアタックを入れることで、ザシアンの身代わりでダイマを枯らされなかったり、珠イベルタルに勝てるようになって、世界が変わった。

 吹雪はグラードンランドロスイベルタル、ジガルデに必須。大地の力もザシアンや黒バド、カイオーガへの打点。徹底抗戦はゼルネアスへの打点や自主退場したいときに便利。

 技は使ってみてこれで完結していると思う。

 起点作りディアルガも増えてきたので、それ警戒で相手に択をしかけられるのも良かった。

 グラードン等に何もさせずにワンパンする試合は、あっさりそのままイージーウィンに繋がる。

 今回も小細工でメインロムは色違いのテレパシー、サブロムは通常色のプレッシャーとして、型バレを防いでいたつもりだった。

 

ゼクロム 弱点保険

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・調整

191(124)-177(52)-141(4)-x-134(108)-151(220+)

 耐久ライン

ムゲンダイナ ダイマ砲 

 無振り   73-88%

 億病C特化 88-104%

火力

 +3状態で日ネクが受け出ししてきた時に、ダイドラグーン+ダイサンダーで低乱数で落ちる。

素早さ +1で黒バド抜き抜き

 

・解説

 前期からの変更点

 ダブルウィング→ボディプレス

 ディアルガの技構成を変えた影響で、構築自体がホウオウナットレイに激重になってしまったために、1匹で崩せるようにダイナックル媒体のボディプレスに変更。

 1匹で3タテする試合もあったが、なかなか選出できなかった。

 相手のルギア入りに対してはゼクロムを投げておきたいが、ルギアがいないと完全に腐る試合もあり、なかなか難しいポケモンだった。

 それでもルギアに対する選出抑制としては必要だったと思う。

 

イベルタル 拘り鉢巻

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・調整

207(48)-135-128(100)-181(108+)-140-151(252)

  S 無振りルギア抜き

 ダイマイベルタルの全ての技を耐える調整。

・解説

 今季の中盤のMVP。最終日より前はこのポケモンが刺さりすぎていて、ほとんど最後を締めていた。

 コンセプトの先制技の不意打ちと、イカサマ、タイプ一致でマーシャドーにも強いダブルウィング、ホウオウに対する打点となる岩技。

 耐久を振ったおかげで、結構な攻撃をなんとか1発耐えられる。

 黒バド入りには、絶対選出してあと投げすることで、黒バドを止めるのがメインの役割。

 黒バドに後投げしたあとも、鉢巻イカサマはあらゆる相手に受け出しを許さず、ザシアンに半分以上入る。

 鉢巻不意打ちの火力も凄まじく、無振りカイオーガに対して8割程度入るので、スカーフオーガを簡単に処理することができる。ザシアンに対しても4割程度入るので、スイーパーとしての性能が抜群だった。

 ただし、火力が高すぎるために、鉢巻バレしてしまい、不意打ちで拘ったことがバレた結果負けた試合も数戦あり、黒いメガネでもよかった説もある。

 

④ザシアン 朽ちた剣

 

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・調整

191(188)-242(236+)-135-x-135-179(84)

H 効率の良い191

S いじっぱりマーシャドー抜き

A 余り、ほぼ特化

・解説

 H Aザシアン。調整と技構成も前期から全く変えていない。

 素早さのラインは諸説あるが、HAザシアンミラーでもそこそこ勝てるため、悪くない気がする。もっと耐久にまわしても良いが、そこまで耐久が足りないとは感じなかった。

 技は巨獣は確定。A特化の威力がでる電光石火も絶対外せない。残り2枠は迷ったが、ゼクロム、ジガルデが重いので、じゃれつくは採用。また日ネク、黒バド、ルナアーラ、ルギアに打点となる噛み砕くを採用した。

 最終日に増えたナットレイ、ホウオウの並びに全く打点がないために、選出はしない。

 一方で噛み砕くのBダウンを要所要所で引いて行き、日ネクを突破する場面も多く、個人的には噛み砕く採用がめちゃめちゃ活きた。

 またヌケニンルナアーラ、スカーフ黒バド等、ザシアンに強いつもりのポケモンを簡単にメタことができ、その試合は一緒で終わらせられる。

 HSザシアンがめちゃめちゃ多いので、ザシアンミラーは結構負けるが、裏のメタモンでコピれば良いので、気にならない。

 スカーフカイオーガに対しても、電光石火2発でかなり削れるので、裏で対処できるようになる。

 ザシアン対策筆頭の日ネクで止まりづらい構成のために、本当にほぼ全試合に選出し、何かしらの活躍はしていた。

 

⑤ルギア アッキの実

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・調整意図

213(252)-x-160(76)-110-174-168(180+)

H  ぶっぱ

S  100属抜き 

B あまり

 

・解説

 前期から技構成や調整が全く変えていない。

 前期の記事では氷技+再生+電磁波+吹き飛ばしがテンプレ化しており、積み技持ちのルギアの警戒が薄かった。最後の9連勝はほとんどルギアで勝った気がする。

 どんな対面でも電磁波を打ったあと、マルスケを盾に自己再生と瞑想でどんどん積んでいく。場合によってはイベルタルや黒バドさえも起点にしていく化け物。

 100族や99族の上から電磁波を打てるように、素早さにがっつり降っている。特にイベルタルの挑発されずに電磁波打てるのが大きい。

 ザシアン受けとして使うのではなく、あらゆるポケモンを対面で起点するポケモン。ホウオウやディアルガは余裕で受け出しできるので、初手ダイマっぽい構築には、ぽいぽいあと投げしていた。

 エアスラッシュの怯み+麻痺で44%の確率で行動不能にできる。特に最終日はあり得ないくらい怯ませており、こっちが引いていた。笑

 エアスラッシュはPPが多いのも偉い。

 麻痺外しで黒バドに突破されて、そのまま負けた試合も結構あり、毎回電磁波を打つ際は祈りを捧げていた。

 剣盾の好成績ベスト3は全てこのアッキルギア入りであり、感謝してもしきれない。

 

メタモン 気合いの襷

 

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・解説
 正直ほとんど選出していない、諸説ポケモン

 もともとは前期黒バドとゼクロムが重すぎて、その対策として入れていた。ただし、イベルタルを黒バドに強い構成にしたので、本当に対ゼクロム専用ポケモンだった。この枠をグラードンランドロスに変えた方が良いと思うが、今季ずっと勝率が安定していたので、なんとなく変えられなかった。


4 選出と苦手な構築
■基本選出

ディアルガ+ザシアンorルギアorイベルタル
 ルギア、ムゲンダイナ、ラッキーがいなければ、脳死で選出。
 黒バドがいる場合は絶対にイベルタル選出

・対ホウオウナットレイ

イベルタル+ルギア+ゼクロム

 ゼクロムで無理矢理龍の舞を積んで、後出しするナットレイをダイナックルで破壊する。

 

■苦手な構築

・受け

 鉄壁持ちのナットレイで全員が積んでしまうもあり。

ディアルガより早いグラードン、白キュレムディアルガ

 ディアルガが対面負けるので、そのまま劣勢を跳ね返すのが難しい。

 

5 最後に

 剣盾のランクマは S34で最後にすると決めていたのですが、このルールが自分にハマりすぎて今期も最後まで潜ってしまいました。

 終盤勝ち続けた時の快感は、何にも変え難いもので、SVが始まってもまた潜るのだと思います。

 自分は努力値個体値をきちんとして対戦をちゃんと始めた一年位前からでしたが、対戦を重ねるにつれ、いろいろポケモンのことがわかってきてはまってしまいました。

 いつかは最終2桁に残れるように鍛錬を続けていきたいと思います。

 最後まで長々読んでいただきありがとうございました。

【剣盾S34最終230位】DDザシルギモン

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■最終結

メインロム TN あずさ  

最終   445位 レート1834   49勝27敗

サブロム  TN Bowker

最終 230位 レート1894  92勝62敗

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1 はじめに

 目標の最終順位自己記録更新できたので、構築記事を残します。

 はじめに構築名の「DDザシルギモン」について説明する。

 D Dには2つの意味がある。

Dialga Dynamax(ディアルガダイマックス)とDragon Dance(ゼクロムの龍の舞)である。初手では大抵の試合でどちらかを行う。

 そしてザシルギモンは裏のザシアン、ルギア、メタモンで詰めるという意味である。

 

2 構築の組み方

 この火力のインフレした環境で、勝つためには強い初手ダイマックスと汎用性の高い詰めポケモンで組もうと考えた。やることを決めておくことでプレイングのブレが出にくく、再現性が高い試合ができる。もしうまくいかなければ、その都度環境に合わせようと思ったが、最初に思いついた構築で結構良い勝率を保てたので最後まで使用していた。

 初手ダイマックスに関しては、相手によって変えられるように3体用意した。私の考えた強い初手ダイマックスの条件は以下である。

・ザシアン、ムゲンダイナ、スカーフカイオーガに上からワンパンされない

・広い技範囲

・起点作り等ダイマックスしない型も存在する

・ダイジェットに強い

・相手のダイマケアの身代わりにも対応できる

 それらを全て満たすと思ったのが命の珠ディアルガである。技範囲が広く、珠を持たせると火力もかなり出るので、相手は全てをケアすることはできない。またステロ電磁波型も一定数いるため、相手はその可能性もケアしなければならない。また襷貫通すらダイマ技も多く、出し負けることが少ない。ほとんどの試合で初手ダイマしていた。

 次に決めたのが、ゼクロムである。ディアルガダイマックスが完全に受けられてしまうルギアに対して、1番強いポケモンである。

 もう一体はイベルタルである。全体的に重い黒バドに強く、ダイジェットで裏まで貫くことができる。

 

 詰め枠としては、何かのピンポイントではなく、なんとなくでも対応範囲が広いポケモンにした。

 まずH Aザシアンを採用。ディアルガ等の初手ダイマックスが突破されたとしても、ダイジェットを積まれづらいために、大抵仕留めることができる。電光石火も火力が出るので、スイープ性能が高い。

 次に決めたのがアッキの実ルギアである。物理の積み技を持つポケモンでなければ、多くの伝説を完封することができる。

 最後に決めたのが、襷メタモンである。ゼクロム、黒バド等の一度展開されると止まらないポケモンのストッパーになることができ、この環境では適当に投げても腐りずらい。

 

3 個別解説

ディアルガ 命の珠

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・調整

185(76)-x-140(0)-220(236+)-140-135(196)

  Cはほぼ特化

 Sは準速マンムー抜き抜き抜き

 残りH振り

イベルタルの珠ダイアーク+ダイジェットを高乱数耐え

 

・解説

 最強の初手ダイマエースで完全にMVP。ルギア、ラッキー、ムゲンダイナがいない構築には、脳死で初手ダイマしていた。

 まず技範囲が偉すぎる。初手にくる襷地面枠等をワンパンする吹雪。

 大抵のザシアンをワンパンし、ミラーにも強くなる大地の力。

 物理耐久をあげたり、自主退場も可能な徹底光線。

 ホウオウピンポイントのパワージェム。

 本当はナットレイに対する打点としてのオーバーヒートも欲しかったが、どうしても他の技が外せなかった。

 ダイマ枯らししてくる身代わり持ちの黒バドやザシアンに対しても、耐久を上げながら身代わりを壊せるので、最低一々交換できるのも良い。

 またタイプが最強で、ダイジェットの起点になりづらいのも良い。

 有利対面だと思って、ダイマせずに居座ってくる襷ランドロスグラードンをワンパンする試合が多く、気持ち良くなれた。

 ちなみにメインは色違い、サブは通常色にすることで、型の誤認をする可能性を少しでも高めているが、効果は諸説あり。笑

 

ゼクロム 弱点保険

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・調整

191(124)-177(52)-141(4)-x-134(108)-151(220+)

 耐久ライン

ムゲンダイナ ダイマ砲 

 無振り   73-88%

 億病C特化 88-104%

火力

 +3状態で日ネクが受け出ししてきた時に、ダイドラグーン+ダイサンダーで低乱数で落ちる。

素早さ +1で黒バド抜き抜き

 

・解説

 耐久、火力、素早さに調整に調整を重ねたポケモン。正直色々足りない中途半端な調整になっているため、もう少し耐久か火力に寄せてもよかった気がする。このポケモンで全てを破壊しようと自信を持っていたが、そこまで活躍できず。ただ最終日にしか使ってないので、それぞれのラインが本当にベストかは諸説あり。

 初手で出しては、自慢の耐久を武器に龍の舞する。ザシアンが出てきた場合のみ、ダイジェットで、素早さを上げていく。

 ムゲンダイナ、イベル、ネクロの受け気味のサイクル構築が崩さなすぎて、それをメタるためだけの調整とした。実際は1試合だけ、ムゲンダイナ対面で竜舞してぎりぎり耐えて、そのまま3タテした試合があった。

 元々ディアルガゼクロムを並べているので、地面枠がいれば、100%出てくるので、地面枠がいるときは、出さない方がよかった。

 火力を削りすぎたために、あまえるラッキー、ナットレイランドロスに対しては龍の舞しても、受けられたりで、悲しい気持ちになっていた。

 

イベルタル ヤタピの実

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・調整

207(48)-135-128(100)-181(108+)-140-151(252)

 ザシアンの巨獣石火を耐えて、ジェット、バーンで倒せる調整

 素早さは+1で最速黒バド抜き

・解説

 技構成は不意打ち以外は確定。不意打ちの枠は羽休めか挑発とも迷ったが、詰めとしての使う際に便利な不意打ちを採用した。

 正直黒バド、日ネクが重すぎたので入れたが、最終日の朝5時までは全然選出していなかった。

 しかし黒バド、日ネクにやられすぎたので、途中から詰めポケモンとしても選出し始めると、良い感じでヤタピが発動して、日ネクを倒しまくって順位上げに貢献した立役者。

 日ネクの+1ダイスチルがちょうどヤタピの実発動する。

 ちなみに初手ダイマは最終日一回もしていない。笑

 

④ザシアン 朽ちた剣

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・調整

191(188)-242(236+)-135-x-135-179(84)

H 効率の良い191

S いじっぱりマーシャドー抜き

A 余り、ほぼ特化

・解説

 H Aザシアン。素早さのラインは諸説あるが、HAザシアンミラーでもそこそこ勝てるため、悪くない気がする。もっと耐久にまわしても良いが、そこまで耐久が足りないとは感じなかった。

 技は巨獣は確定。A特化の威力がでる電光石火も絶対外せない。残り2枠は迷ったが、ゼクロム、ジガルデが重いので、じゃれつくは採用。また日ネク、黒バド、ルナアーラに打点となる噛み砕くを採用した。

 最終日に増えたナットレイ、ホウオウの並びに全く打点がないのがつらいが、噛み砕くのBダウンを要所要所で引いて行き、日ネクを突破する場面も多く、個人的には噛み砕く採用がめちゃめちゃ活きた。

 またヌケニンルナアーラ、スカーフ黒バド等、ザシアンに強いつもりのポケモンを簡単にメタことができ、その試合は一緒で終わらせられる。

 HSザシアンがめちゃめちゃ多いので、ザシアンミラーは結構負けるが、裏のメタモンでコピれば良いので、気にならない。

 スカーフカイオーガに対しても、電光石火2発でかなり削れるので、裏で対処できるようになる。

 ザシアン対策筆頭の日ネクで止まりづらい構成のために、本当にほぼ全試合に選出し、何かしらの活躍はしていた。

 

⑤ルギア アッキの実

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・調整意図

213(252)-x-160(76)-110-174-168(180+)

H  ぶっぱ

S  100属抜き 

B あまり

 振りミスにより防御が1低いです。笑

・解説

 伝説2体ルールのときに愛用していた個体を調整変えずにそのまま流用。

 100族や99族の上から電磁波を打てるように、素早さにがっつり降っている。特にイベルタルの挑発されずに電磁波打てるのが大きい。
 相手の選出によっては、ルギア一体で詰ませることもできるポケモン

 エアスラッシュの怯み+麻痺で44%の確率で行動不能にできる。エアスラッシュはPPが多いのも偉い。

 ラッキーを電磁波+怯みで何もさせずに突破したり、やりたい放題だった。
 麻痺外しで黒バドに突破されて、そのまま負けた試合も結構あり、毎回電磁波を打つ際は祈りを捧げていた。

 グラードンや日ネクが火力の上がる技を持っていると、なかなか受からないのが難点。

 

メタモン 気合いの襷

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・解説
 前のめりな構築に対しては、どんどん出していった。役割対象は、ザシアン、黒バド、ゼクロムメタモンの警戒がそこまで強くなかったので、コピーしたザシアンや黒バドが受からない構築も多々あった。
 基本同速のお祈りをしなきゃいけないので、あまり安定しないが、黒バドとゼクロムに対しては襷の方が強いと思っているので、襷で採用した。同速負け始めると本当に、負け続けるのが不思議。

 ディアルガのダイアイス等の霰ターンを意識しないと、襷が活きないので注意が必要。


4 選出と苦手な構築
基本選出

ディアルガ+ザシアン+メタモンorルギア
 ルギア、ムゲンダイナ、ラッキーがいなければ、脳死で選出。
 ディアルガが出せない試合は、相手の構築に合わせて、ゼクロムイベルタルを選出。

 

苦手な構築

・ホウオウ+ナットレイ

 どちらに対しても打点のあるポケモンがいないため崩すのが難しい。どちらかを役割集中して落とす必要あり。ホウオウバックのみ岩技を撃たざる得ない場面も多々あり。

 

グラードン+ルギア

 ルギアがいるとディアルガが出しにくいため、無理矢理ゼクロムで突破しようとしても、グラードンはなかなかきつい。

 

・アタッカー日ネク

 日ネクが竜舞か剣舞があると、ルギアが受けきれずに裏ごと貫かれる。

 

・ラッキー+ルギア

 ゼクロムに火力がないため、あまえるラッキーで受けられてしまう。

 

・トリル 白バド

 トリルを展開されると、止めるのが難しい。白バドは結構リリバの実持ちであり、うまく枯らしても倒しきれなかった。

 

5 所感

 新環境ということで、ひたすらこっちのやりたいことを押し付けていました。

 こんなに毎試合ディアルガで初手ダイマするだけで良いのかと自問自答していましたが、最後まで、これでいけてしまいました。

 私の苦手な受け構築が少なかったのも、プラスに働いたと思います。

 10月はちょっと潜らなそうなので、剣盾最後のランクマッチになると思いますが、良い結果が残せて大変満足です。

 

 

緋翠杯3大将戦 最終2位 

 

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1 はじめに

 全く記事を書く気はありませんでしたが、結果を残せて気分が良いので、備忘録として書きます。

 結果は10勝2敗でレート1613の2位でした。

 最初の2戦をロクブラ外しで落としたものの、その後は安定した戦いで10連勝出来ました。おそらくこの環境は今後あまりないので、参考にならないですが、超特殊ルールでの安定した勝ち方の参考になると、嬉しいです。

 簡単にいえば、上から火力の高くて一貫性が高い技で殴るのみ!です。

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2.方針

①トップメタとじゃんけんにならないタイプ

 :ミラーだと同速等で勝率が安定しない

②高い素早さから、上から殴る

③使用禁止ポケモンが強いタイプは切る

ダイマするポケモンを固定する

 :プレイングのブレをなくす

⑤2つのタイプの受けの相性補完は無視

⑥完全対面構築。サイクルはしない

⑦命中安定技。ダイマしないポケモンは特に

 :仲間大会は一敗が命取り

⑧不利タイプでも相手に見えにくい勝ち筋を残すために、弱点保険ダイマ要員をつくる

 

3. 環境考察

 練習会では以下の2つのタイプは2/3くらいの人が入れている。

•鋼 •水

 そのため、この2つを使うと同じタイプのじゃんけんや同速が多発するため使わずに、絶対勝てるタイプにする。

 また今回TOP10使用禁止となっている。特に影響が大きいのが、ミミッキュの禁止である。普段のタイプ統一ではミミッキュが強すぎるために、ゴーストとフェアリーが多いが、練習会でもほとんど採用されていなかったので、ある程度切っても良い。特にドラパルトもいないため、ゴーストはほぼ切っても良い。

 またランドロスの使用禁止も大きい。飛行タイプで、地面の一貫を切りにくいため、普段強い飛行タイプも少し弱くなっている。

 

4.タイプの決め方

 鋼に絶対勝てるタイプとして、格闘をまず決定した。襷等がなければバシャーモ一体で絶対勝てる。炎とも迷ったが、格闘の方が全体的に素早さの早いポケモンが多く技範囲が広いポケモンが多いので、不利なタイプにも戦える。格闘は普段のタイプ統一では、一貫性が良くないが、今回フェアリー、ゴーストが少ないために、一貫しやすい。また練習会では格闘統一が少なかったので、ある程度対策が薄いと思われる。

 次に水タイプに絶対勝てるタイプとして電気タイプを決定した。特に今回強い地面タイプが、ガマゲロゲドリュウズマンムーガブリアスに限定されるために、レジエレキの一貫が非常に通しやすい。ドリュウズ以外の地面にはパッチルドンかカプコケコ で勝てるのも強み。また格闘が弱いよりの飛行に対して、ほぼ勝てるという点でも良い。水地面に対しても、草技持ちを入れるだけで、勝てるので、水に対しては安定する。

 

5.構築の組み方

5.1 格闘

 鋼は基本、ドリュウズテッカグヤヒードランカミツルギジバコイルの5体から選ばれる。

 上記全員をほぼワンパンできるダイマ要員として、特殊バシャーモを決定した。

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 準速csぶっぱ

 HBカバルドン等をワンパンできるために、命の珠でひかえめとしている。基本格闘を選ぶ試合では、バシャーモが全試合ダイマする。炎技と地面技だけで、鋼はだいたいいける。1加速しても、準速フェローチェを抜けずに負けた試合があったので、素早さは一向の余地あり。

 

 次に素早さが1番早く、技範囲も広いフェローチェを採用。

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準速ASぶっぱ。

 基本タイプ統一相手だと、打ち分ける必要がない試合が多いので、鉢巻にした。ビーストブーストで攻撃が上がるように、いじっぱりにしたが、フェローチェミラーで1試合負けたので、陽気の最速の方が良かったのかもしれない。襷じゃないために、相手のスカーフを見極める必要があり、初手出しはしずらい。

 

 最後の1匹はテラキオンを採用した。

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最速ASぶっぱ

 格闘がきつめな飛行統一相手に岩技が強く、素早さも非常に高い。またロックブラストで初手の襷の起点ポケモンをワンパンできれば、ほぼ勝ちに繋がる。また、地面技を持っているため、何かしら一貫性の高い技を安定して打てる。持ち物は素早さを補うスカーフ。ただ、本番ではロックブラストを外しまくったり、2回しか当たらずにキュウコンをワンパン出来なくて、戦犯となってしまった。笑

 

5.2 電気

 電気を選ぶ上で、最強の一貫性をもつダイマ要員としてパッチルドンを採用した。

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 耐久不利の最速

 昔誰かの動画で見た、ランドロスエスバにも勝てる物理耐久にガッツリ振っている。

 本当に本番でもほぼ全試合全抜きしていたこの環境最強ポケモン。このポケモンは技構成が優秀過ぎて、タイプ受けは不可能である。普段ポリゴン2 等に数値受けされることも多いが、今回は格闘統一がいるために、ノーマル統一が選出されにくいのも追い風である。持ち物は、珠をバシャーモに渡したために、弱点保険。弱点保険を持たせることで、ミラーに強かったり、初手ダイマで全抜きできたり、電気統一できついガマゲロゲに勝てたりと、めちゃめちゃ強かった。いつもは挑発を入れているが、今回はダイウォール必要な場面も少ないと判断し、4ウェポンでワンパンで倒せる相手を増やしている。

 

 次に電気技の火力がやばいレジエレキを採用した。

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準速csぶっぱ

 エレキフィールド下でのライジングボルトの火力が本当にやばすぎる。普通のランクマ等では、地面枠で止まってしまうことが多いが、このルールでは、地面枠がいない構築も多く、相手からするとかなりの脅威になる。練習会の使用率も低かったので、あまり対策されないと考えて採用。相手の襷に対しては神速を採用したかったので、眼鏡ではなく、電気技の火力を高める磁石を持たせている。準速にすることで、100族のスカーフの上を取ることができたり、霰下のパッチルドンの上を取っていたりで、安心して使えるのが良い。

 

 最後にエレキフィールドを撒けて、草技を持っているカプコケコ を採用。

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最速CSぶっぱ

 コケコ  、レジエレキの並びが強く、地面枠を強制できるのが強み。なぜか襷が余っていたため、襷採用。襷のおかげで雨下のキングドラをストッパーできたり強かった。草技がダイマ相手に無効な草結びなのが、弱みだが、逆にダイマを強制できたり、強みもあった。10万ボルトで2連続で相手を麻痺させたりと、上振れも持ってきて、強かった。

 

6. 選出

 どっちのタイプを選出するか?

 当たり前だが、相手のどちらにも勝てるならそのタイプにする。2つのタイプとも、どっちかに勝ててどっちかに負ける場合は電気タイプにした。電気タイプの方が、弱点保険パッチルドンで不利相性でも一気に3タテする可能性があるためである。格闘はきついタイプだと、何もできないこともある。

 

6.1 格闘

初手テラキオンフェローチェバシャーモの順

 テラキオンで荒らして、フェローチェで残りを倒して、最後バシャーモで締める。スカーフテラキオンだけで3タテする試合もあった。

6.2 電気

初手 カプコケコ 、レジエレキ、パッチルドンの順

 コケコ  、レジエレキで荒らして、パッチルドンで締める。

 先に展開されるとキツかったり、異常に初手パッチルドンが刺さっている構築では、初手ダイマパッチルドンで秒で試合を終わらせていた。電気選出では負けなし。

 

7. 振り返り

 事前の分析通り格闘、電気の刺さりがすごい環境だった。特に弱点保険パッチルドンの刺さりはヤバく、半分の試合で、3タテしていた。パッチルドンミラーでも弱点保険型が強かった。運が絡む試合も少なく、一貫性が高い技をパチパチ打つだけで勝てるのが、楽しかった。

 負けた試合もテラキオンのせい。笑

 1試合目はフェローチェにロックブラストを外して3タテされ、2試合目はキュウコンにロックブラストを2発しか当てないせいで、壁を貼られ、裏から出てきたブリザポスにもロックブラストを外したために、3タテされてしまった。どっちも当てていれば、勝てていたような気がするが、1試合ラムカイリューに全抜きされそうだった試合でコケコ  が10万ボルト麻痺を2連続で引いたのという豪運もあったし、全体的にマッチング運も良かったので、トータルではトントンな気がする。

・追記 負け試合の振り返り

 大会直後はロックブラスト外しのせいにしていたが、冷静にベストなプレイングができたかを振り返ってみる。

■1試合目

 初戦から恐れていた電気・格闘のミラー。電気エースのパッチルドンに対して、こっちのバシャーモの方が強いために、格闘を選出。相手も格闘を選出したため、完全にミラー。初手は相手フェローチェのこっちがテラキオン対面。スカーフで上を取れているため、ロックブラストで襷貫通して3発以上当たれば勝ちじゃん!と思っていたが、相手は初手ダイマ。ここでロックブラストも外し、相手にダイナックルでワンパンされて、攻撃2段階アップのフェローチェ完成。ビーストブーストで攻撃が上がったため、相手のフェローチェは準速であることがほぼ確定。バシャーモは1加速しても抜けないので、フェローチェの同速勝負をするか、ダイマバシャーモが相手の攻撃を耐えることに賭けるかの択。まず、バシャーモでダイウォールし、相手の攻撃を耐えることに賭けたが、地面技があったため、余裕でワンパン。最後にフェローチェの同速勝負をするが、ここでも負けて、無事に3タテされて、負け。

 振り返ると、テラキオンがロックブラストを外すかどうかは勝敗に影響していないことに、構築記事を書く段階で気づいた。ロックブラストを当てていても、フェローチェは突破出来ず、結局同速対決で負けていれば、負けである。負けの原因は、2つある。

 1つめは、ミラーの回答を構築として用意してなかったことである。ミラーが発生しにくいタイプを選んだために、ミラーを無視していた。ミラーで勝てるように、バシャーモフェローチェをどちらかを最速にしていれば、たぶん勝てた試合だった。

 2つめは、選出が定まっていなかったことである。ある程度勝ててからは、電気の方が強いと気づいて迷ったら電気を選ぶようにしていたが、一戦目では決まっていなかったため、スカーフテラキオンでどちらのタイプにもテンポを取れそうな格闘を選出した。もし、選出時に格闘は準速が多いので、ミラーで負けるから、電気を選ぶと判断できていれば、おそらく勝てていた。仲間大会では、なかなか構築の練度が上げづらいので、そこに気づかなかったのが反省である。

■2試合目

 相手は炎、氷統一。炎がキツい。相手のリザードンに対して、晴れ状態だとこっちのパッチルドンもバシャーモダイマされてもワンパンされる。リザードンに勝つためには、レジエレキかテラキオンで上から殴る必要がある。どちらでも勝てる確率は変わらないと思ったため、もし氷が来た際に強いので格闘タイプを選出。

 相手は初手アローラキュウコン。こっちはスカーフテラキオン。この対面は、1番の理想系で、ロックブラストを3発以上当たれば、壁も貼らさずに無償突破でき、ほぼ勝ちが確定する。しかし案の定2発しか当たらずに、壁を貼られる。次のロックブラストでキュウコンは突破するが裏からはブリザポスが来る。ここでまたテラキオンがロックブラストを外してダイスチルで無償突破され、攻撃1段階防御1段階アップの壁下のブリザポスが誕生する。ここで、完全にパニクってしまう。とりあえずダイマを枯らすのを優先して、ダイウォールのある、バシャーモを出す。その時間でダメージ計算をして、相手のブリザポスの攻撃1段階アップダイアースが85-90%入ることが分かる。相手の持ち物がチョッキか弱点保険のどちらかの可能性が高いが、壁を貼っていることを考えると、弱点保険であると断定して、バシャーモがいのちのたまダメージで耐えることを期待してダイソウゲンを選択。しかしバシャーモは相手のダイアースを耐えずに、ワンパンされる。最後のフェローチェも壁下では鉢巻インファイトが全然入らずに、3タテされて負け。

 今試合の敗因を分析する。選出自体格闘でよかった。電気では、普通に負けていた。ロックブラストが3発以上当てていれば、勝てていたが、3発以上当たる確率は54%であり、運負け主張としては、弱い。問題はテラキオンを突破された後に勝ち筋を追えなかったことである。

私の行動は最悪で、バシャーモが耐える願望のダイソウゲンを打ってしまった。今計算してみると、攻撃1段階アップをダメージ計算に入れていなかったため、100%落ちるというひどい行動であった。

 フェローチェから入った場合は、鉢巻インファイトダイマ相手に22-26%入る。その後ダイウォールして、ダイバーンが68-80%%入る。だいたい30%くらいで落ちる。そのあとの裏もユキノオーだったために、襷だとしても勝てていた。またダイバーンの媒体がブラストバーンであれば70%の確率で落ちているため、もっと確率が上がっていた。ただし、ブリザポスの持ち物が突撃チョッキであった場合は、いずれも負けている。

 もう一つの勝ち筋としては、バシャーモで2連ダイウォールをするというものであった。2連ウォールが30%の確率で決まった場合は、ダイバーン、オーバヒートで落とせるが、弱点保険の場合、返しの10万馬力で死んでしまう。もし、弱点保険でない場合は、裏のユキノオーに対して、バシャーモフェローチェで突破できる。

 これらのことをブリザポスにテラキオンに突破された瞬間に判断できれば、30%くらいの勝ち筋を追うことができた。今回は計算ミスで1番最悪なプレイングをしてしまった。自分のパーティに関してはなんとなくの耐久と火力を把握しないと、

 

 反省点はフェローチェを最速にしなかったことと、心が弱くあんまり潜れなかったこと。

 最近縛りが強い特殊ルールではTOP5にはほぼ毎回入れてるので、構築の組み方は、概ね良いと思っています。

 

 長々と読んでいただき、ありがとうございました。

 本当に楽しい大会だったので、主催の方々、チームを組んでくださったお2人、ありがとうございました。

剣盾S32 最終586位 白バドとっても早いってよ

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1 はじめに

 

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・結果  

TN Bowker 最終586位 レート1830

サブは1500位くらいです。

 

 目標のレート1900、最終300位以内は達成できなかったが、最低目標の3桁を達成できたので、備忘録として残しておきます。

 

2 構築の組み方

 一目見たパーティの印象は初手ダイマディアルガからのトリル白バドに見えると思いますが、それを裏切るスカーフ白バドで初手から崩壊を狙う構築です。

 スカーフ白バドの強みは、後述しますが、特性の発動順で素早さ判定されず、バレない点です。他の禁伝達はスカーフバレしてしまうポケモンが多いために、奇襲性能が高く、一貫性の高いブリザードランスを打ち込めます。

 

 白バドが通さない構築には、ディアルガの初手ダイマから対面的にウーラオスミミッキュで倒すか、ポリゴン2 、サンダーでサイクルしてディアルガを通すかといった割と柔軟性もある構築です。

 

 3ヶ月連続で使っていた白キュレムザシアンの構築が、安定感はあったが、型が平凡で読まれやすく上位に勝てなくなってきたので、奇襲性のある構築を探していました。

 その中で、以前使っていた白バドレックスが素早さを上げた際の抜き性能が尋常じゃなかったので、スカーフを持たせました。バトン等も試したが、柔軟性に欠けるため、ある程度刺さる構築のみに刺しに行きます。

 スカーフ白バドが絶対に勝てないザシアン、黒バドに五分以上で、ダイマックス適正の高いポケモンとしてディアルガを採用。

 次にザシアンと白バドが対面した時の引先とディアルガと格闘タイプが対面した時の引先として、ゴツメサンダーを採用。

 ディアルガが地面タイプのランドロス等のダイマの撃ち合いに勝てないので、安定して引先になれるHBポリゴン2 を採用。

 上記4体はサイクル要因。

 ディアルガが対面性能が非常に高いので、対面選出もできるように、襷悪ラオスとイバンミミッキュを採用。

 ディアルガが全員に刺さっている試合は対面選出、ディアルガが止まってしまうポケモンがいる際にはサイクル選出をするようにしています。

 

3 個体紹介

①白バドレックス こだわりスカーフ

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・調整意図 

最速のA Sぶっぱ。 最速でないとサンダー抜けないため、マスト。

・技構成

メインウェポンのブリザードランス、補完に優れた地面技、意外と刺さる草技と、相手のサイクルを崩すトリック。

・説明

 最速スカーフにすることで、最速サンダー、イベルタル等を抜ける完璧な素早さ。

 また白バドの特権として、特性の発動順で素早さ判定されないのも良いです。基本スカーフケアされなく、またブリザードランスに引けるポケモンが少ないので、よく通ります。

 ただ、ザシアン、黒バドには、対面した瞬間、相手に圧倒的なアドバンテージを与えてしまう。

 サンダーは元々この構築には全く選出されないが、ランドロスイベルタルを飛ばせるのが魅力です。

 ただし、イベルタルがスカーフが多かったり、ダイマされて耐えられたりして、奥まで半壊させらる試合もよくありました。

 また有利なはずのムゲンダイナには身代わりで一瞬でPP枯らされたりと、立ち回りがなかなか窮屈でした。

 最後に適当にいれたトリックがナットレイや初手ミミッキュに入れることで、有利に運べることと多かったです。

 もう少し白バドレックスを使いこなせたら、上位に組み込めたと思います。

 

ディアルガ いのちのたま

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・調整意図

Sは準速マンムー抜き、Hは珠ダメ最小、Cはほぼブッパ

※ Sは調整ミスで準速マンムー抜けてません 笑

・技構成

 メインウェポンの鋼と龍は、ダイマ時の威力最大。岩技はホウオウ対策、地面技は特防上げ。

・説明

 本構築の絶対的エース。本当にほぼ全試合選出して全試合ダイマしていました。ラッキー以外に受け出しを許さない圧倒的な火力と相手からは読みづらい技範囲で圧力をかけます。

 特防最強のホウオウにもダイロックのおかげで強く出れるため、ホウオウを初手でワンパンして、試合が終わる試合もよくありました。

 択になりやすいが、構築が尖っている分、相手の引先が読みやすく、有利な読みをどんどん通せる。読みが失敗してもBDを上げていけるため、場持ちが良いです。

 ダイマしてない時のメインウェポンを気軽に打てない点がツライが、気持ちでなんとかしていました。

 ウーラオス、エースバーン、ランドロスには勝てないので、サンダーかポリゴン2 に引く動きをしていたのだが、読まれすぎてボロボロにされる試合もあったのが、反省点。

 素早さに関しては、準速マンムー抜きのつもりが抜けていません。全く対面しなかったため、気づきませんでした。毎回ジガルデに抜かれるのがキツいため、あと4くらい降った方が良いかもしれません。

 

③サンダー ゴツゴツメット 静電気

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・調整意図

HBブッパ Sは下げても良い

・技構成

対面操作のボルチェンとザシアンの静電気チャレンジの施行回数を増やせるこらえる。

あとは普通。

・説明

 4ヶ月くらい使っているもはや相棒。

 ザシアン受けではなく、ディアルガがキツいエスバやウーラオス等の受けとしても強いです。

 こらえるを使うことで、ザシアンが殴り続ければ、7割の確率で麻痺らせて裏の起点にできます。

 特に偉いのが、ザシアンラッキー構築は必ず初手ザシアンなので、ラッキー引きに対してボルチェンでウーラオスを合わせてイージーウィンを量産していました。

 身代わりザシアンに対して、ボルチェンが身代わりを割れないため、きついのが課題。

 ちなみにエースバーンはディアルガ対面で誰も跳び膝蹴りを打ってこない為、サンダーも普通に貫かれるのがキツすぎでした。

 

ポリゴン2  進化の輝石 トレース

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・調整意図

HBブッパ

・技構成

ランドロス、ジガルデに強いれいとうビーム、物理で積んできた相手に強いイカサマ、物理ポケモン全員起点にするまるくなる、マストな回復技の自己再生。

・説明

 間違いなく今シーズンのMVP。

 本当に強すぎて、意味がわからないくらいの活躍でした。

 最初はサンダーが物理受けのため、対になる特殊受けとしてラッキーを使っていたが、ランドロスがキツすぎて、ランドロスに無限に強いトレースポリゴン2 を採用。

 本当に物理相手は最強で、ザシアンも一回丸くなるを積んでから対面すれば、ほぼ勝てるし、ジガルデ、ホウオウ、物理日ネク等も余裕で突破していく化け物。

 白バド対策で選出されやすいヌケニンをトレースすると、秒で試合が終了。ゴチルゼルに対してもうまくトレースを合わせれば逆にかもれる等、トレースも最強。

 またれいとうビームの試行回数もめちゃくちゃ多いために、毎試合のように凍らせていました。正直強すぎて、もう一生このポケモンの頼りにしようと思うレベル。

 圧倒的感謝です。

 

⑤悪ウーラオス 襷

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・調整意図

ミミッキュに対面的に勝てるように最速ASブッパ

・技構成

メインウェポンと先制技の3つは確定。

もう一つはカウンターと挑発で迷っていたが、エースバーンを止めきれない時にカウンターするしかないため、外せませんでした。

・説明

 個人的に最強の襷枠。電光石火のないザシアンならカウンターで倒せるし、黒バド、日ネク等にも強く、出した試合では間違いない活躍をしていました。

 特にラッキー読み釣り交換をした際に、インファイトが一貫するのが良かったです。構築的にサンダーがいないために、自由に好きな技を打ち放題でゼルネアス以外には最低限の仕事ができる点が強みでした。

 ただし、ディアルガがダイロックを打ったあと、襷が削れてしまうのが痛く、気をつける必要があります。

 

ミミッキュ イバンの実

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・調整意図

A特化のASぶっぱ

イバンの発動時は遅い方が良いが、それ以外のケースは早いことが強いので、準速

・技構成

イバンの実のテンプレのため、説明割愛

・説明

 先制技がなく、定数ダメージがなければ、どんな相手にも勝てる対面最強ポケモン

 元々バンギやカバルドンを呼びずらい構築のために、自由に出せました。

 ザシアン、黒バドに勝てるのが偉すぎ!

 ただし、伝説には、特性無効の技や特性を持つポケモンが多いために、選出できないケースも多いです。

 それでも積まれたゼルネアスを流したり、初手ダイマ後の爪筋となったり、やっぱり強いポケモン

 相手が引いた方が良い場面では、相手を信用するかどうか迷ったが、全部素直にテンプレの動きをしすぎて、何試合か落としたのが、反省点。

 

3 構築相性と選出

・ザシアン黒バド 有利 勝率 7割

 エスバがいなければ、ディアルガで一体半持っていって、あとはウーラオスミミッキュで詰める

・ザシアンカイオーガ 微有利 勝率6割

 カイオーガを受けれるポケモンがいないので、うまくディアルガで対面的に突破する

・ザシアンイベルタル 五分五分

 初手でイベルタル、白バド対面を作って崩しを狙っていく。イベルタルを後ろから展開されると止まらない

・ホウオウ黒バド 有利 勝率7割

 どちらもディアルガで突破できるので、ディアルガダイマのタイミングだけ注意。まあポリゴン2 がどちらにも強いので、先にダイマを切らせる。

・受けのムゲンダイナ 不利 勝率2割

 本当に身代わりムゲンダイナの突破ができない。

・ジガルデ 超有利 勝率9割

 ポリゴン2 が絶対に負けない。急所がなければ。

・日ネク 不利 勝率4割

 物理はポリゴン2 でなんとかできるが、特殊の瞑想型が本当に無理。うまくウーラオスで圏内に裏の入れるしかない。

・ゼルネアス 五分五分

 ディアルガが対面では負けないがウーラオスを起点にジオコンされるとディアルガも負けてしまう。ウーラオスが必要なときは、ミミッキュもセットで連れて行く。

・受けのルギア 勝率0割

 電磁波めいそうルギアは本当に全敗した。勝てなすぎて、見た瞬間降参したいくらい。

・その他ドラゴン禁伝 超有利

 有利だが、ディアルガの圧力でそもそも選出されないので、裏次第。

・きつい一般ポケモン

エースバーン めちゃめちゃ破壊された

ラッキー   ウーラオスを無理やり合わせる

トリトドン  なぜかキツイ

 

 

4 最後に

 最終日の朝までは相変わらず3桁から5桁をうろうろしていましたが、最終日の夜中から急に上がってきて、いつも通りの最終=最高でした。

 正直最終日前日に構築が完成したので、完成度はそこまで高くないです。

 特にムゲンダイナ、ルギアになすすべもなく負けるのが、この構築の欠陥です。

 誰か構築の強さを失われずに、受けに強くする改善点を教えてください!!!

 もしかしたら剣盾最後のガチランクマかもしれませんが、すごい楽しめたので、満足です!

剣盾S30 最終766位 白キュレムの零度で不利対面突破!

1 はじめに

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67勝44敗 レート1830 最終677位

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 目標とする最終300位以内は達成できませんでしたが、なんとか3桁で終えることができたので、備忘録として残します。

 コンセプトはトップメタには安定して勝ち、苦手相手にも絶対零度で勝ち筋を残すです。

 選出択が特に苦手なため、選出択を出しずらい構築にしました。

 もうちょっと対戦回数を増やして、改善すれば上に行けるポテンシャルはある構築だと思います。

 

2 構築の組み方

 まず、トップメタに強い並びを作りたいとからから始めました。伝説2体ルールのトップメタはザシオーガ、ザシ黒バド、ザシイベルと決めて、ザシアン以外に後出しでも勝てるチョッキホワイトキュレムを選びました。

 ホワイトキュレムの相方としては、ザシアンかネクロズマで迷いましたが、ザシアン対策のポケモンにホワイトキュレムが圧倒的に強いので、ザシアンを選びました。

 次にホワイトキュレムがザシアンに圧倒的に弱いので、ザシアン受けを探しました。先月はヌオーを使っていましたが、受けるだけでうまく展開できなかったので、ゴツメサンダーにしました。ボルチェンで対面操作もできる点が使いやすいポケモンでした。

 基本はこの3匹の選出です。ザシアンをゴツメ2回触らせれば、こっちのザシアンで倒せるので、その後は基本ホワイトキュレムで終わりでした。基本選出で安定してたので、選出択が少なく、良かったです。

 次にホワイトキュレムザシアンの並びで勝てないホウオウ、日ネクに強いエースとして、珠ランドロスを採用しました。

 またゼルネアス、日ネク、ジガルデに隙を見せることが多かったので、HB鉄壁ナットレイを採用しました。

 最終日までは、ラスト1匹をスカーフメタモンにしていたのですが、ほとんど選出せず、また相手のヒヒダルマ、エースバーンにボコボコにされるので、対策としてHB水ロトムを採用しました。

 

3 個別ポケモン解説

ホワイトキュレム 突撃チョッキ

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  • 調整意図

S 無振りサンダー抜き

C ヌオー確定1発

余りをHDに振り分ける

メインウェポンで水も殴れるフリーズドライ、ザシアンカイオーガにうつ大地の力、黒バド対策のシャドーボール、受け対策の絶対零度

  • 解説

絶対的エース。

 特殊アタッカー相手には、後出しで勝てたり、ダイマ黒バド、サンダーにダイマなしでも勝てる神ポケモン

 ザシアンに滅法弱いが、逆にザシアン側はザシアンでしか対策しないことも多く、ザシアンに麻痺とゴツメを入れさえすれば、止まらない。

 止めにくるポリゴン2 などの受けポケモンに対しても、絶対零度での突破可能。

 ポリゴン2 に関しては絶対零度を6回くらい打てるので、ほぼ勝てると言ってよい。

 絶望的な不利展開でも絶対零度で勝てる確率が少しでも残せると言うのが、非常に大事で、何度も救われた。

 最終日は絶対零度を連打する時は怖くて目を開けられなかった。笑

 

ザシアン 朽ちた剣

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  • 調整意図

HSぶっぱ、残りA

メインウェポンの巨獣斬、ホウオウ意識のワイルドボルトナットレイポリゴン2 意識のインファイト、対面性能重視の電光石火

  • 解説

 ザシアンに弱い伝説を使っているため、ザシアンミラーで一番強い方にするためにHSぶっば。

 火力が足りないこともあったが、ザシアンミラーで最終日全勝したので、これでよかった。

 技に関してもじゃれつくを欲しい場面はなかったので、これで完結。

 初めてガッツリ使ったが、やっぱり強い。

 対策はされていても、その対策が相手に伝わりその選出をほぼ強制できるために、試合が組み立てやすい。

 ザシアンに頼る構築ではないため、雑に使えるのもよかった。

 

サンダー ゴツゴツメット

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  • 調整意図

HBぶっぱ

メインウェポンの暴風、対面操作可能なボルトチェンジ、静電気の試行回数を増やせるこらえる、回復技の羽休め

  • 解説

 使う前は全然受けられないのに、なんでみんな使うか不思議だったが、ヌオーからサンダーに変えた瞬間に勝利が大きく上がった神。

 キュレムザシアン対面はほとんど巨獣斬を打ってくるため、こらえるを合わせると最低3回は接触する。そのため、65%くらいの確率で麻痺になる。麻痺になって削れてしまえば、誰でも倒せてしまうために、全く怖くなくなる。また麻痺にならなくても裏のザシアン圏内に入るのでなんとかなる。

 初手でザシアンと対面しても、ボルチェンで有利対面を作れたり、ダイマしてもある程度のポケモンに勝てたりと、本当に万能だった。

 

霊獣ランドロス いのちのたま

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  • 調整意図

最速AS

テンプレのため、説明なし

  • 解説

 ホウオウダイナや日ネクを倒すための裏エース。

 刺さる時は刺さるが、基本ホウオウダイナや日ネクはランド対策のポリゴン2 などがいるため、刺さらないケースの方が多かった。

 正直型を変えるか、違うポケモンにしないと、これ以上勝てなそう。

 

ナットレイ 食べ残し

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  • 調整意図

HBぶっぱ

ゼルネアスやロン毛にうつジャイロボール、日ネク等に勝てるように宿木、鉄壁、ボディブレス

  • 解説

 最終日のMVP。

 日ネクに強いのはもちろん、ジガルデ対策もこなす神。

 最終日の朝8時40分くらいの3桁チャレンジでは、ジガルデをなんとか突破して3桁に導いてくれた。

 ホウオウに無限に後出しされので、ホウオウに強いポケモンと組ませたい。

 

6 水ロトム オボンの実

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  • 調整意図

HBぶっぱ

メインウェポンのハイドロポンプ、対面操作できるボルトチェンジ、有利対面で適当に打つ鬼火、電磁波

  • 解説

 最終日に入れて、ヒヒダルマ入りに3回ほど選出したが、鬼火を4回連続外したお茶目なポケモン

 正直今考えると、絶対に合ってない気がする 笑

 受けループやホウオウにめちゃめちゃ弱い構築なので、それらにわりと強い吠えるスイクンなどが良かったかも。

 

4 選出

  • ザシアン、黒バド

初手ホワイトキュレム ザシアン サンダー

基本黒バドが先発でくるので、ホワイトキュレムを合わせる。

初手サンダー、ホワイトキュレム、ザシアン

基本ザシアンが先発でくるので、サンダーで合わせてボルトチェンジしていく

  • ホウオウ軸

ランドロス、ホワイトキュレム、@1

ランドロス対策をホワイトキュレムで倒してなんとかランドロスを通す

  • ホウオウ、ムゲンダイナ受けループ

無理

  • ジガルデ軸

ナットレイ

 

5 最後に

 正直そこまで良い成績ではなかったですが、最低目標の3桁が達成できて安心しています。

 最終日前日まで60戦しかしていなかったので、当然かもしれません。

 剣盾のランクマッチで本気で潜れるのが後一回くらいしかないので、最後に300位以内を達成したいです。