ペンドラー・バトン 数奇なるポケ日誌

ポケモンの対戦まとめです。

剣盾S25最終400位 忘れられたドラミングゴリラ

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 はじめまして。

 剣盾から対戦をはじめたボウカーと申します。しっかりランクマッチをしたのは2度目です。1度目は制限ルールの際にペンドラーバトン構築で800位くらいでしたが、今回それを更新したため、初めて構築記事を書きたいと思います。

 ゴリランダーの技構成が読まれずに、多くの勝ちを拾うことができました。

 

TN BOWKER 最終400位

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•構築の組み方

 

 伝説を全試合出せるように、ダイマックスして1番つよいと伝説のイベルタルを構築の軸としました。
 物理か特殊かは迷いましたが、対ザシアン性能とダイマックス時の崩し性能を重視して特殊にしました。特殊イベルタルできついバンギラスに対しては、気合玉を気合いで当てていました。実際300戦近くして、ほぼ全ての試合でイベルタルダイマックスを切っていました。
 イベルタルに対して、必ずサンダーを投げられるので、サンダー受けのHDポリゴン2ポリゴン2イベルタルと相性の良いドヒドイデまではすぐに決まりました。
 ただこの三匹だとザシアンを初手に出されると崩壊するので、ザシアンに強いスカーフヒヒダルマを採用しました。
 またイベルタルが絶対勝てないゼルネアスやカイオーガ、ザシアンもろもろをごまかせるヌケニンを採用しました。
 残り一匹は試行錯誤しましたが、イベルタルがきついカプレヒレ、カプコケコ  やステロを撒きにくるラグラージにつよいゴリランダーを採用しました。
 後述しますが、ゴリランダーにドラムアタックとがむしゃらを搭載することで、うまく荒らすことで、イベルタルが通しやすい盤面を作ることができました。

・個別解説

 

1.イベルタル

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@いのちのたま ダークオーラ

201-x(↓)-116(4)-201(252↑)-118-151(252)

選出率100%、ダイマ率99%。

 ダイマしたら、ほとんどのポケモンに勝てる絶対的エース。

 タイプ一致の技2つと、ザシアン意識の熱風とバンギラス意識の気合玉採用。

 ザシアンの耐久振りのラインがわからなかったので、対ザシアンの火力を重視してひかえめにしました。イベルタルに対してはザシアンを後投げされることが多く、ダイジェット、ダイバーンで倒せたときはイージーウィンを稼げました。

 バンギラスの後出しに関しても、ダイナックルを打つことで、ほぼ機能停止にできます。バンギラスは必ず選出され、後出しも読めるので、逆にカモにしていました。

 デスウィングか暴風かは迷いましたが、初手ウーラオス相手にとりあえず、うちやすいということで、デスウィング採用としました。

 準速にしたことで、ミミッキュ、ウーラオスゼクロムなどの伝説に抜けれてることもあり、最速にすべきだったのかもしれません。

 

2.ポリゴン2

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@進化の輝石 ダウンロード 

192(252)-x(↓)-110(4)-125-161(252↑)-81

選出率60%

 サンダーはいたらほぼ必ず選出されるため、サンダー対策のHD特化。

 サンダーを突破するための冷凍ビーム、ウーラオスなどの物理アタッカーの後出しに合わせる放電、日食ネクロズマや物理積みポケモン対策のイカサマを採用。

 サンダー対面では、冷凍ビーム凍りと暴風混乱自傷のどっちが早いかのクソゲーを毎試合のように10分近くしていましたが、80%位の確立で凍らせて突破していました。

 またザシアン対面でも、ヌケニンがいないと引けないために、インファイト持っていない願望で放電をうち、麻痺らせて拾える試合もありました。

 HD特化にもかかわらず、マンムーなどの物理アタッカーを突破する頼もしさがありました。

 

3.ドヒドイデ

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@黒いヘドロ 再生力 

157(252)-x(↓)-224(252↑)-73-162(4)-55

選出率30% 

 イベルタルポリゴン2との相性が良いために採用。

 エースバーンやバンギラスミミッキュに後投げし、うまくいなすために、HB特化。

 技構成はベーシックな構成。日食ネクロズマ等の積みポケモン相手に、黒い霧も欲しかった場面は多かったですが、ほかの技がどうしても、外さないため、起点にされることもありました。

 トーチカでダイマを枯らしたり、うまく働いていましたが、イベルタルドヒドイデの並びだと電気技が厳しすぎるので、そこまで多く選出できませんでした。

 

4.ヌケニン

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@防塵ゴーグル 不思議な守り 

1-156(252↑)-49(↓)-x-50-92(252)

選出率30%

 技はベーシックな構成。

 ザシアン・カイオーガ・ゼルネアス・白バドレックス・ラプラス受けとして活躍。

 ヌケニンをなめた選出をされると、イベルタルで一匹持っていくだけで、ヌケニン一匹で後はおしまいという試合もありました。

 他のポケモンがぼこぼこにされる白バドレックス受けとしては欠かせないポケモンでした。

 厚底ブーツとも迷ったもののの、ステルスロックの方が、試合前に判断しやすいと思い、不慮の事故で死なないように、防塵ゴーグルにしました。

 ゼルネアス受けをヌケニンに頼っていたため、物理ゼルネアスの岩技があると、秒で3盾されることもありましたが、抜く人なら仕方ないと割り切っていました。

 後出しされるサンダーに対して、ほとんど負荷をかけられないために、技構成をもう少し見直した方が強いかもしれません。

 

5.ヒヒダルマ

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五里霧中 こだわりスカーフ 

180-192(252)-75-x-76(4)-161(252↑)

選出率40%

 よくいる普通のヒヒダルマ

 ヌケニンがなげられないザシアン構築では、初手ザシアンで崩壊するので、初手になげて圧力をかけられるポケモンとして、活躍。

 最初は襷マンムーを使っていましたが、サイクル後に襷がなくなると、ザシアンに勝てないために、ヒヒダルマを採用しました。

 有利対面を作った際は、とんぼ返りで対面操作したり、受けてくるポケモン読みの技を出したり、便利なポケモン

 つららおとしの怯みの上振れも狙える頼りになる場面も多かったですが、スカーフサンダーやスカーフムゲンダイナに当たって、初手で試合が終わることもたまにあり、しっかりケアするべきと反省しています。

 

6.ゴリランダー

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@グラスメイカー 気合の襷 

176-194(252↑)-110-x-90(4)-137(252)

選出率40%

 もともとは構築単位で重い、カプレヒレ・カプコケコ・水ロトムに初手投げでぼこぼこにされていたため、最終日前日に採用。

 カイオーガに後投げにすることも考え、HAチョッキにしていたが、日食ネクロズマ

カイリュー・ザシアン等に起点にされることが多すぎて、襷に変更。

 初手でドラムアタックからがむしゃらで起点にしたり、後投げされるザシアンの素早さを落として、イベルタルで上から殴れるようにしたりと、初手投げで確実に仕事をこなしていた。

 ドラムアタックもがむしゃらも読まれることがなく、結構ささっていました。最終日に12連勝できたのもの半分以上はこのゴリランダーのおかげでした。

 ただしサンダー、イベルタル等の回復手段のあるポケモンには起点にされやすいので、要注意です。

・選出の基本

 

■ザシアン軸(ラグラージ等のステルスロック要因がいない)

イベルタルポリゴン2+ヌケニン

■ザシアン軸(ステルスロック要因がいる)

ヒヒダルマorゴリランダー+イベルタルポリゴン2

イベルタル

ヒヒダルマイベルタル+1

カイオーガ

イベルタル+ゴリランダーorヌケニン+1

■ムゲンダイナ軸

ヒヒダルマイベルタル+1

■ラッキー入り

・ゴリランダー+イベルタルヒヒダルマ

 

・きついポケモン

 

ヒートロトム

たいていがねむカゴ型でポリゴン2も起点にされ、ほかのポケモンも全員不利

イベルタルで無理やり突破するしかなった

ミミッキュ

最終日まであまり当たらなかったが、最終日は3人に1人はあたり、ぼこぼこにされていた。ミミッキュ対策は入れないと、これ以上、上にはいけなそう。

③ラッキー

いたら必ず選出される。イベルタルのダイアークを2発以上当てない限りは、突破不能

晴れ下のヒヒダルマフレアドライブを耐えてきたときには、さすがに引きました。

ゼクロムボルトロス

構築上電気の一環があるため、きびしい。

特に、ゼクロムに龍舞されると、もうおしまい、、、

・さいごに

 

こんなに本気でポケモンのことを考えたのは、初めてでした。

イベルタルは最強の伝説だと思うので、来期は反省を生かして、またイベルタル軸でもっと上を目指します。

一応レンタルも載せておきます。

ラッキー、ミミッキュに汎用性を落とさず対策できれば、もっと勝てると思います。

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