目次
1. はじめに
子持ちポケ勢のぺんどーら(https://x.com/penpenpendlar/)と申します。ポケモンSVの S21で最終738位を達成できたのに、構築記事を書きたいと思います。
◾️最終結果
こちらの構築を最終738位と形式的に書いていますが、以下の構築とこの構築を交互に使って片方のROMが289位、もう一方が738位という結果でした。正直こっちのカイオーガ軸を最終的に使っていたので、こっちが289位と書くのが適切なのかもしれません。さすがに1シーズンで2つ構築記事書くのは、ヘビーなので、こちらはメモ程度に。
コンセプトは『上振れ要素を詰め込んだ対面構築』です。
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2.構築の組み方
先月1番話題のあった最終2位の構築を見て、カイオーガの殴っているだけで上振れを引けるという性能に目をつけた。単体として対面的に強いポケモンで固め、それらに上振れ要素も持たせることで、1ヶ月の長いスパンで高い勝率を稼ぐ構築を作ることにした。
まずは構築の軸としてHBに厚いオボンカイオーガを採用した。もともと特防方面は降らなくてもカチカチなので、物理に振ってオボンの実を持たせることで、広範囲に打ち勝てる性能となった。
次に対面性能が高く、2手目として最強でかつ、上振れ性能が強いポケモンとして、エナジーハバタクカミを採用した。電磁波で裏のサポートをしつつ、あわよくば突破して、最後の一体にも電磁波を入れる動きが、無限に強い。
ハバタクカミの電磁波を活かせるスイーパーとして、適応力イダイトウを採用した。カイオーガと組み合わせることで、すいすいと偽装できるのもポイントが高い。持ち物はイバンの実と迷ったが、上振れるという構築のコンセプトと合わせて、光の粉とした。
対面的に強く、上振れ要素の塊なポケモンとして襷パオジアンを採用した。
カイオーガが流石にきついゴリランダーと水オーガポンの引先として、持久力ブリジュラスを採用した。チョッキを持たせることで、物理特殊に対面的に強く出れるようにした。
上記5体だとステロ+スカーフ黒バドに一瞬で負けるので、黒バトを止めれるかつ、スカーフ黒バドと組み合わされることが多いママンボウを起点にできるポケモンとして、龍舞カイリューを採用した。
3. 個別紹介
3.1 カイオーガ オボンの実 電気テラス
・調整
HB パオジアンの意地電気テラバ耐え
HD 臆病バドのアスビを高確率2耐え
S 遅いウーラオス抜き
・解説
全試合初手投げ。
本当は瞑想をいれたい場面もあったが、水技の使い分けがマストで必要なため、両採用。
テラスタルはミラーとミライドンに強い電気。ミライドン入りとミラー以外には基本切らない。
禁断の中では非テラスでの、対面性能が高く、雑に強かった。
特に暇な場面でほっすり感覚で打つ雷の麻痺率が異常で、最終日の爆勝ちしている時は麻痺らせすぎて、笑っていた。
3.2 ハバタクカミ ブーストエナジー 電気テラス
・調整
ミラー意識のS振り
・解説
悪魔のポケモン。カイオーガの残したポケモンをスイープしつつ、裏に麻痺を入れるお仕事。最終日の重要な試合で、麻痺直後の二連麻痺で試合を決める試合が2試合続き、流石にびびっていた。
テラスタルはミラーで麻痺らないための電気、、
3.3 イダイトウ♂ 光の粉 水テラス
・調整
S 麻痺した最速黒バド抜き
・解説
最強のスイーパーかつ、構築の偽装要因。
いつも強い展開構築を教えてくれるゆぽんさんの先月のレンタル構築を使っている時に、身代わりイダイトウの強さに気づき、身代わり採用。
【SVシングルS20 最終481位 1922】炎神粉災ミミカミコライ|ゆぽん(いつも構築ありがとうございます)
身代わり、麻痺と相性の良いアイテムとして、光の粉を採用した。1ヶ月で3試合くらいは光の粉で拾えた試合もあり、間違いではなかったと思う。
3.4 パオジアン 気合いの襷 ゴーストテラス
・調整
意地AS
・解説
対面的に強く上振れ要素の多いスイーパー。カイオーガがステロ撒き要因全般に強いので、襷が残る場面が多く、最低限の活躍ができた。
先制技を2つ入れることで、スイーパー性能に特化させた。
3.5 ブリジュラス 突撃チョッキ フェアリーテラス
・調整
以前雨パの使い回し
・解説
絶対選出されるゴリランダーと水オーガポンの対策枠。物理にも特殊にもなんとなく強い。ブリジュラス引きが読まれるので、1ターンずらして引いていた。あんまり選出していないが、出す試合は仕事をしていた。
テラスタルは昔のまま格闘技とドラゴン技意識でフェアリーにしていたが、ザシアンや日ネクに強く出るための水でよかったかも。
3.6 カイリュー 食べ残し ノーマルテラス
・調整
H 16n+1
S 麻痺した最速黒バド抜き
残りA
・解説
なんだかんだ強いポケモン。ステロを撒かれずらい構築であり、さらに他のポケモンもテラスタルが必須でないため、出せる試合では目一杯張り切っていた。最終戦でもママンボウを起点に黒バド軸を倒した殊勲。
4.選出と動かし方
4.1 選出
・基本選出
だけ固定で、他の2体は柔軟に。
5.苦手なポケモン
・貯水ドオー+白バド
・ザシアン軸
6. 最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。正直完成度は粗いですが、どんな構築にもワンチャン出せて、使いやすい構築です。上振れが出ると、一気にレートも上がるので、使い続けると良いことが起こるかもしれません。